マンマミーア 久しぶりに4月のラスベガス旅行レポの続きです。

ベガスに到着した日の夜は、ザ・カフェでごはんを食べた後、22時からの『MAMMA MIA!』をいとこ夫と共に鑑賞しました。ベガス版マンマミーアは去年の5月&10月に続いてこれが3度目になります。
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出発の数週間前、ネットで思い通りの座席が取れなかったので、現地のボックスオフィスで座席表を見ながら交渉するしかないかな〜と思っていたら、出発直前にいきなりこの日の22時の回だけ良席がひょっこり登場!大喜びで予約をして、到着した日の夜に観劇することになりました。

それにしても22時からミュージカルの公演があるというのも、眠らない街ラスベガスならではですよねー。公演が終わるのは深夜0時半頃ですよ!ほんと、東京では考えられないスケジュールです。

会場のマンダレイベイシアターは、一見従業員の通用口と見間違えそうなところが入り口。
マンダレイベイシアター

そして、いとこ夫婦が泊まってるTHEhotelはマンダレイベイシアターに一番近いホテル♪これもTHEhotelが好きな理由の一つです。

座席はセクションB(中央ブロック)のE列、通路側に近いところでほぼ希望通り。遠すぎず近すぎず、俳優さんの表情もステージ全体もよく見えるとてもいい席です。通路側に近いのは、万が一トイレに行きたくなったときのための保険ということで(笑)

過去2回はほぼ同じキャストでしたが、今回は大幅なキャストチェンジがあり、主要キャストはターニャを除いて全員新しい俳優さんになっていました。新しいキャストで観る新鮮さも楽しみではあったけど、以前のキャストも大好きだったので、ちょっぴり複雑な心境・・。

そして蓋を開けてみたら、かなりの期待はずれ状態でショック〜(涙)

キャストチェンジがあってからどれぐらい経つのかわかりませんが、まだ全体的に役になじんでない人が多くて、役を自分のものにできてないかんじ。ドナ役のJACQUELYN HOLLANDさんは歌えるしドナに合うと思うけど、どうもテンションが低い・・。以前のドナ・TINA WALSHさんの圧倒的で無敵な歌声が大好きだったので、ちょっと物足りなく感じたのかな〜。

その他、アリ&リサやロージーも今までのキャストに比べると全然笑いが取れなくて物足りない・・。3パパも全員キャストチェンジされてましたが、ちょっとキャラ違い?みたいな。そのうえ笑いもあまり取れず。スカイに至っては完全にキャラ違いです(T T)

そして、最もガッカリした点は、アンサンブルのレベルの低さ!ダンスはバラバラだし、歌もボロボロ。中には息切れしながら歌ってる人まで。一人ぐらい歌えてなくてもバレないと思っているのかもしれないけど、バッチリ聴こえてますから・・。

唯一の救いだったのは、キャストチェンジされなかったターニャ役のREYNA VON VETTさんが素晴らしかったこと!最初見たときはちょっと太めでキャラ違い?と思ったりもしたけど、1年の間にすっかり痩せてキレイになり、髪もブロンドになってとても素敵なターニャになっていました。歌えて踊れる上に笑いの取り方も上手くて、長い間演じ続けてるだけのことあって、一人だけ別格というかんじでした。

こんな具合で全体的にレベルが低く、テンションも低かったので、もちろんカーテンコールもあまり盛り上がらず、ごく一部を除いてはスタンディングオベーション&ノリノリダンシングなんてこともありませんでした。去年10月のときがとても盛り上がったので、これはとっても残念。

あれから1ヶ月以上が経過し、特に目だったキャストチェンジは行われていないようですが、今頃はもっとレベルアップしてるのでしょうか?もしあのまま改善されていないとすれば、今後のロングランが心配になってしまいます・・。

ベガスに行く度にマンマ・ミーアを観れることが楽しみで、できるだけ長くロングランして欲しいと願っている身としては、どうにか気合を入れて頑張って欲しいところ。ガンバレ、ラスベガスカンパニー!

以上、辛口いとこの劇評でした^^;

※10月のときの感想はこのへんです。


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