成都3日目 こんばんは、いとこです。

現地レポが途中のまま更新が途絶えて申し訳ありません。ツイッターに書くのが精一杯だったのですが、成都最終日に体調を崩してしまい、苦しみながらなんとか帰国できたと思いきや、その後、症状(たぶん食あたり)は悪化の一途をたどり、いとこ夫まで同じ症状が出て、夫婦揃ってダウンしておりました。。ようやく食事が取れるまでに回復しましたが、数年前のノロウィルス以来の壮絶な苦しみでした。注意してはいたのですが、成都に戻ってきたら気が緩んで油断してしまったのかもしれません(汗)。楽しかった旅行の最後に、とんでもないオマケがついてきてしまいました(笑)。

ということで、既に帰国して数日経過してしまいましたが、現地レポシリーズの続き(最後)をお送りします。

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まずは、イビス雅安での朝食から。
朝ごはん

ご飯と卵を混ぜただけのシンプルな炒飯がとっても美味しくて、2日連続いっぱい頂きました。オイリーじゃないのもポイントで、あっさりしていて優しいお味。朝から食べても全然ヘビーじゃありません。

2泊お世話になったイビス雅安をチェックアウトしたら、成都に戻る前に、この日も雅安のパンダ基地へ〜。

晴れることが珍しいという雅安ですが、


最終日は、こんな青空を見ることができました!
快晴!

ただ、その分とても暑い(笑)。気温も30度を超えてそうな感じで、ジリジリと焼け付くように暑い!!こんな日にあのツナギを着てパンダ舎の清掃をした日には、汗だくどころの騒ぎではないハズなので、2日連続ボランティアをしたい気持ちもあったけれど、1日だけにしておいてよかったのかも・・と思ったり(笑)。まあ、あんなにキュートなパンダちゃんのお世話を出来るなら、汗にまみれようが、汚物にまみれようがいとこは全然構わないのですが♪(←ドM)

とりあえず、パンダさんのお世話もしたし、子パンダとのお戯れもしたし、残る目的はサンディエゴ動物園からお引越ししてきたチェンチェンを探すのみ!


「海外パンダ楽園」という、去年の秋にオープンした新しいエリア。
海外大熊猫楽園

文字通り、海外で生まれたパンダさんが集まっているエリアなので、チェンチェンもきっとここにいるに違いナイ!

いとこ夫婦が他のパンダさんをチェックしている間、居合わせた飼育員さんにガイドの張さんがチェンチェンの居場所を尋ねてくれて(張さん、いつもありがとう・涙!)、「チェンチェンいるよ〜」と、いとこ夫婦を呼んでくれたときの喜びといったらもう!


あの木の上で寝ているのがチェンチェン(珍珍)だそうな!
チェンチェン!!

すごく遠くて見えませんよね(笑)。


ズームで撮影。
はうはうあああ!

ほわああああああ〜!あちらがチェンチェンですかあああ〜!

確かに、ちょっとずんぐりむっくりしたフォルム(失礼)がチェンチェン風味かも!去年の8月、サンディエゴ動物園で見つめまくったチェンチェン。その後、10月にチェンチェンはサンディエゴから中国に渡ったわけなのですが、まさか中国でまた会えることになるなんて、あのときは夢にも思っていなかった!

ちなみに、お姉さんのスーリンも一緒に中国に渡り、サンディエゴ動物園からは一度に2頭のパンダさんがいなくなって寂しくなってしまったのですが、スーリンさんはこの春に自然交配されたそうで、もしかしたら夏にはお母さんになるのかも♪ということで、中国に来てしばらくはスーリンさんもここにいたようですが、今はもういない模様。


お久しぶりのチェンチェンでーす。
珍珍です♪

チェンチェンのいる場所は、見学エリアからいちばーん離れている上に、あんな高い木の上にいるので、至近距離での再会♪♪とはなりませんでしたが、お姿を見れただけでもすごく嬉しい!

たまに寝返り?は打つものの、チェンチェンはスヤスヤ眠り続けているので、他の海外パンダさんにもご挨拶することにしました。


こちらはワシントンDCから来たタイシャン(泰山)。
ムシャコラ

大人気のタイシャン。前日もワシントンDCからはるばるタイシャンに会いに来たという夫妻がいたし、この日も「タイシャーーン!」コールを送りまくる団体さんが。


こちら、オーストリアのウィーンからやって来たフーロン(福龍)。
じーー

このフーロンがとっても可愛くて、ムシャムシャ笹を食べている途中、何度も上の画像のように手を止めて、こちらをじーーーーっと10秒ぐらい見つめてくれるのです(笑)。まるで、今にも話かけてきそうな勢い(笑)。隣が空いてるみたいだから、一緒にベンチに座ってお話したかった(笑)。


仲良く寝食いしているパンダさんは、どこから来たどなたなんだろう〜。
ムシャコラ×2

飼育員さんつかまえて聞けば教えてもらえるに違いありませんが、忙しく働いているところを邪魔するのも申し訳ないので、全パンダさんの名前は確認せず。ま、妄想でいいや(笑)。

子パンダ時代は、サンディエゴのユンちゃんのように、その土地土地で超人気者だった 海外生まれのパンダさん。そんな彼らを一度にこんなに近くで会えるなんて、ここは素晴らしいところです!

他のパンダさんに挨拶している間に、気付いたらチェンチェンが木から降りていなくなっていたので(笑)、お次は子パンダ幼稚園の様子を見に行くことにしました。


穴からこちらを見ている子パンダ。
じー

暑いのが苦手なパンダさん。子パンダもこの日は屋内にこもっている子が多いようで、あの穴の向こうにたくさんの子パンダがモソモソ。暑い日はパンダ鑑賞には不向きですね〜。


まっくろくろすけ出ておいでーー♪

と、呼んだわけではありませんが、


出てきたよ♪
呼んだ?


真っ黒に汚れた子パンダ。泉にお水を飲みにやって来ました。
ごくごく


ついでに身体も洗って行った方がよいのでは・・(笑)。
スタコラ

子パンダの活動も鈍っていましたが、あまりの暑さに、いとこ夫婦の活動も鈍り(笑)。アイスを食べて休憩して、子パンダ幼稚園の周辺でのんびり過ごしたら、成年パンダさんのエリアへ移動。


ベッドを占領しているボスと、床に寝そべる弟子。
ボス&弟子

いつ見ても、ボスがベッドを占領していて、弟子が床で寝ている構図は同じ。ずっと観察していたら、あるとき弟子がちょっとベッドに登ろうとしたのですが、ボスがぶおおおおおお!と、超威嚇。

スゴスゴと引き下がった弟子は、


外でボスの分のおやつ(タケノコ)も平らげてしまうのでした(笑)。
おにぎりフォルム

弟子パンダさんのおにぎりフォルムが、雅安でのパンダ見納めとなり、


パンダ基地内のレストラン「山里人家」でランチタイムとなりました〜。
レストラン

2日連続でのランチでしたが、お料理の内容がちゃんと違っていたのが嬉しく♪


このタケノコの炒め物がとーっても美味!
タケノコ料理

お肉の入った炒め物も出ますが、野菜料理も多く、肉嫌いでも2日間食べるものには困りませんでした。

夢のように楽しかったパンダ基地にお別れをしたら、いざ成都へ向けて出発。その途中、一ヶ所観光名所に寄ることになっていて、


上里古鎮という古い町並みを散策。
上里古鎮

川沿いに歴史を感じさせる建物が並び、時間がゆっくりと流れています。まるでここだけ時が止まったかのように静かでのんびりとした素敵な場所。


自由時間もあって散策満喫〜!
古い町並み

と思いきや、なんだか頭がズキズキ・・・。今思えば、熱中症だったのかなあ、薬も効かなくて、川沿いでお茶を飲んで休憩しても全然ダメ。自由時間を早めに切り上げて車に戻ってそのまま成都へ。

約2時間のドライブの間、よく眠れたこともあって、成都に着く頃にはだいぶ痛みが弱まっていてホっ。

そして、シャングリラ成都に着いたら、これにてパンダ基地へのオプショナルツアーはおしまい。ガイドの張さんと運転手さんには3日間本当に良くしていただき、もう100%大満足のツアーでした!別れた後も、「張さんは本当にいいガイドさんだったね」と、しみじみ語るいとこ夫婦。初めての中国がこんなに楽しくて、中国を好きになれたのは、全ては張さんのおかげです。感謝してもしきれません!

詳しくは詳細レポに書こうと思いますが、今回利用した旅行会社のオプショナルツアーでは、張さんをリクエストすることも可能とのこと。次回もしまたパンダに会いに中国に行くときは、絶対にガイドはまた張さんにお願いしたいです!!


帰ってきたシャングリラホテル成都〜!
シャングリラ成都

前回と同じ一番安いカテゴリのお部屋ですが、今回はナント嬉しい角部屋!窓が2面にあって明るく、静かでとても良いお部屋に大感激。またしてもたった1泊でチェックアウトせねばならないのが悲しい〜!


大きなバスタブがあるのは、やっぱり嬉しい。
シャングリラ成都バスルーム

イビス雅安はシャワーのみだったので、久しぶりにゆっくりお風呂に入れて幸せでした。


お部屋からの眺め。
シャングリラ成都からの眺め

左の方に見える、低い白い屋根が連なっているところは、Lan Kwai Fong(蘭桂坊)というレストラン&ショッピング街になっているそうで、いとこ夫婦の行きたかったスターバックスもあの中にあるらしい。

成都を観光する時間はないものの、スタバだけはどうしても行きたかったいとこ夫婦。当初はタクシーで錦里に行こうとしていたのですが、シャングリラのチェックインまで手伝ってくれたガイドの張さんが、ベルボーイに近くにスタバがないかどうか聞いてくれた結果、こんな近くにあるということが判明。いとこ夫婦は特に何も言ってないのに、いつもこんな感じで張さんは一歩先回りして助けてくれるのです!

いとこの体調も回復していたので、早速スタバへGO!


久々のホイップ付き甘甘ドリンクが超しみるーーー!
しみるー

パンダの里から近代社会に帰ってきたことを実感するひとときです(笑)。


お目当ての品もGET。
成都タンブラー

そう、スタバの成都タンブラーです〜!成都タンブラーは、竹をムシャムシャ食べているパンダ柄。成都に来たら、絶対に欲しかったアイテムです。


裏面には、漢字で成都の文字も。
成都タンブラー裏面

正直なところ、中国のパンダグッズはビミョウなものが多く(笑)、カワイイものを探す方が大変という感じで、ここまで何一つ土産物は買っていなかったのですが、このタンブラーのパンダさんはカワイイ!!今回の旅、唯一の自分へのお土産です〜。(あ、空港でお茶を1つ買った)

そして、最終日のお夕飯。

中国に来てからずっと四川料理や郷土料理を食べ続けていたいとこ夫婦が求めているのは、日本食か西洋の食事(笑)。このLan Kwai Fong(蘭桂坊)には、トニー・ローマも入っていて、オニオンリングにも惹かれたのですが、いとこ夫の熱いリクエストにより日本料理のお店へ。


実に怪しげな日本食がズラリ(笑)。
日本食

お寿司もありましたが、一応生ものには用心して、いとこ夫婦は日本スタイルのラーメンをオーダー。


いとこの海鮮ラーメン。
海鮮ラーメン

一味足りない気もするけれど、あっさり感がGOOD!オイリーな炒め物系が毎日続いていただけに、余計においしく感じたのかもしれません。また食べたいかといわれると、たぶんそんなことはないと思うのですが(笑)、このときはとても美味しく感じたのでした。

ホテルに戻ったら、お風呂に入ったり、翌朝のチェックアウトに向けて早くもパッキングをしたり。このあたりからいとこのお腹は不穏な感じがしておりましたが、胃薬飲んでおけばいいだろうーと、ムコスタ飲んで就寝。

翌朝。7時までには空港に向けて出発しなくてはならないので、朝食は6時の開店と同時に入店。数日前に食べたシャングリラの朝食ビュッフェが、今回食べたものの中で一番美味しかっただけに、夫婦共に楽しみにしていました!


ここのパンは、どれもハイレベルで美味しい!
シャングリラ成都の朝食

カンパーニュも美味しければ、サクサクのデニッシュも美味しい!特に、モチモチしたパンの中からピーナッツバターが出てくるパンの美味しさは、日本でもなかなか出会えないレベルのお味でした。起きたときは良くなっていたかに思われた胃腸の調子が悪くなり、あまり食べられなかったのが残念・・(涙)。

快適だったシャングリラをチェックアウトして、タクシーで空港へ。ANAのカウンターでチェックインしようとすると、出発まで2時間を切っていましたが、まだブリーフィング中の様子。就航したばかりで大変なのでしょうね。出発の1時間半前ぐらいになって、ようやくチェックインすることができました。


ゲートのお隣にラウンジもあり。
成都空港のラウンジ

こじんまりとしたラウンジですが、ドリンクやお菓子、PCが2台あり。無線LANは中国の携帯を持ってないと使えないものでした・・。


機内に入ると、往路には無かった枕とブランケットが!
あ!

おおーう!と、喜んだのも束の間。ここから出発まで1時間半も機内に缶詰になろうとは・・・。

長い待ち時間の末にやっと出発。


機内食。
ANAビジ機内食

行きはとても美味しかったのに、帰りは驚愕のイマイチさ。中国の鮭は白いのでしょうか・・?鮭の照り焼きが、いとこには白身魚の煮付けに思えてなりませんでした(謎)。とはいえ、やっぱり胃腸の調子が良くなくて、ほとんど食べられなかったのですが。

こうして成田に到着し、初めての中国旅行が終了しました。帰宅した翌日は胃腸以外は大丈夫だったのですが、いとこ夫が40度近い熱を出したらいとこも発熱して、そこからは2人揃って熱・腹痛・吐き気etcと、壮絶な戦いに・・・。何にあたったのか定かではありませんが、病院でもまあ何かにあたったんだろうねとのこと(笑)。とりあえず回復しつつあるようでホっとしております。

これにて現地レポシリーズはおしまいです。間が空いてしまったにも関わらずお読みいただき、どうもありがとうございました。四川のパンダさん達とのふれあいは、本当に忘れられない思い出です。絶滅の危機にさらされながらも、人間のサポートを受けながら繁殖しているパンダ達。これからも彼らが家族を増やして元気に暮らしていけることを願ってます。そして、いつの日か絶対にまた会いに行きたい!

身体の具合と相談してからになるかと思いますが、詳細レポもなるべく早くスタートしようと思います。ではでは、どうもありがとうございました!

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