いとこ姉による【2011年7月バンコク旅行記】をお送りします↓
バンコク二日目、アユタヤツアーの続きです。象乗り場を後にしたら、お次にやって来たのはワット・プラ・シー・サンペット。三基の仏塔が有名な寺院です。王室にとって重要な格式のある寺院だったそうですが、仏塔以外はビルマ軍により殆ど破壊尽くされています。
◆続きをご覧になる前に・・ブログランキングに1クリックお願いします
こちらがワット・プラ・シー・サンペット。
廃墟に佇む仏塔には登ることも出来ます。
仏塔の横には朽ち果てた本堂跡が広がっていました。
多くが破壊されてしまっている場所ではありますが、こことても良かったです。何というか物凄い気が流れているのが感じられます。
私は霊感?とか宗教?とかそういった類とは一切無縁ですが、神聖な空気を全身で感じます。 息子とダンナも同じ感想を持っておりました。しーんと静かな遺跡の中に立っていると、古の時代に入り込んでしまったような気がして、振り返ると僧侶や兵士が立っていそうな感じ。上手くいえませんが、お化けとかそういうものではないですよ。笑
お次は最もこの目で見たかった、ワット・プラ・マハタート。
ビルマ軍の侵攻で頭を落とされその後木の根に取り込まれてしまった仏頭や、頭を落とされた仏像が並ぶアユタヤを代表する遺跡です。
神秘的な仏様のお顔。この場に来ると、自然に頭をたれてしまうような安らかな表情です。
ちなみにそばに立つ際は、仏様より頭を低い位置に持ってこなければなりませぬ。それにしてもこの状態が人為的なものではなく、自然に出来たものであるからスゴイ。木が意志を持って仏様を抱きかかえたような感じ。何か大いなるものの力を感じます。
仏頭の周囲にも破壊された仏像がそこかしこに。
頭の無い仏像はとても痛々しくて、息子が「首を落した人には罰が当たったんじゃないの?」とずっと心配しておりました。
寺院は焼き討ちにあったそうで、壁には焼け焦げた後も残っています。
ここでは小雨がぱらついていて、物悲しい雰囲気がより一層スピリチュアル感を高めていた気がします。
心癒される一時を過ごしたら、人の営みには付き物の栄枯盛衰を感じながらワット・プラ・マハタートを後に。先程のワット・プラ・シー・サンペットと合わせて、また是非訪れたい場所の一つです。
神秘的な二つの寺院の後はお夕飯タイム。ちょうど雨が本降りになってきたので、グッドタイミングでした。
ツアー客御用達のようなレストランへ。
テーブルはもうセッティング済み。夕食はツアーの代金に入っているので、別料金の飲み物を注文したりしていると・・・、違和感に気付きました。
ん??
エマサマ???
閻魔様?エマさん?と皆で首をひねるも、謎のまま。タイには不思議日本語が溢れていました。笑
ダンナのドリンク。
何だったか全く記憶が無いです。この色、何ジュースだろう・・・
息子はスイカジュース。
私は紫外線を沢山浴びたので、レモンジュース。
ほかほかご飯も運ばれてきました。
お米大好き息子。もりもり食べてます。
おかずはワンプレートスタイルで登場。
真ん中のスープを中心におかずが盛り付けられていて、中々豪華です。ツアーのお食事ってイマイチだったりしますが、こちらはとっても美味しかった!
スープはトムヤム風の味付けで、トマトやきのこがごろごろ。
春巻きも美味しかった記憶。
息子のプレートは真ん中のスープが辛くないもので出して頂けました。
息子は豚肉の炒め物系がツボだったようで、モグモグ。
こちらのお料理、本当に良い味付けでした。
からし菜?の炒め物も美味しかった。
食後はフルーツとお茶がサーブされました。
スイカが甘い!
食後は雨が上がったタイミングでサムロー(人力車)に乗車。
ライトアップされたアユタヤを15分程、サムローで巡ります。
サムローもイルミネーションでデコられていて可愛い♪二人乗りなので私は息子と。ダンナは一人で別れて乗車。サムローでライトアップされた遺跡を巡るツアーは他では中々見当たらなかったので、こちらも楽しみにしておりました。
結構なスピードで走るサムロー体験はとっても楽しい〜!!
バスの車窓から眺めるのとはまた違い、アユタヤの風を感じられます。
しばし走ると、ライトアップされた遺跡が見えてきました。
クメール様式の塔が美しいワット・ラーチャブラナです。
ぼんやりと柔らかい光で照らされた遺跡は本当にキレイ。うっとり。
写真撮影タイムを終えたら次のライトアップスポット、ワット・プラ・シー・サンペットへ。
昼間も訪れた三基の塔の寺院です。
明るい昼間とはまた違う趣きがあります。
ここでサムローとはお別れ。
チップ(ガイドさんから渡して下さいと事前にお達しがあり)を渡して、おじさんたちとサヨウナラ〜。サムロー乗車体験、本当に良かったです♪二年前の事ですが、サムローから見るアユタヤの遺跡が素敵で今でもハッキリ目に焼きついています。
ただライトアップ時間帯は昼間のように遺跡の中へは入場できず、壁の外側から眺める事になるので要注意。仏頭が取り込まれた木の根等は、昼間にアユタヤを巡るツアーで無ければ目にすることは出来ないかと思いますので、事前にお調べになってお出掛けされた方が良いかと。
ここからは再びバスに乗り、少し離れたチャオプラヤー川沿いの遺跡、ワット・チャイワタナーラームへ。
ここのライトアップは息を呑む美しさ!
他の遺跡と異なり外壁が無く低い柵のみなので、闇夜に浮かび上がった遺跡の全景が遮るもの無く見渡せます。
荘厳の一言で、息子も飽きることなく眺めていました。
これだけの建造物を作り上げる事は、当時人手をさぞかし要した事でしょう。そんな古の人々の息遣いが聴こえてくるような、神秘を感じる場所でした。
こちらで全てのツアーの行程は終了。バスはバンコクを目指します。バスの車内はバンコクに近付くまで、道中ほぼ真っ暗。オヤスミタイムでありました。
バスは21時位にインターコンチネンタルへ帰着。ガイドの方も一所懸命説明して下さり、始終隅々まで気を配っていて大変楽しめるツアーでした。(※今回参加したのは、ウェンディツアーさんのアユタヤー観光&ライトアップ・コースA )
この旅行の少し後に発生したタイの大洪水で、アユタヤも大きな被害を受けたようですが、2013年現在はほぼ以前の通りに回復したと耳にしました。チャオプラヤー川の氾濫を利用して、農業が繁栄したと言うバッググラウンドもありますが、この先もアユタヤはあのままの姿でずっといて欲しいなと思います。東南アジアの遺跡の素晴らしさを実際に目にして、他の遺跡も巡ってみたいな〜と思っています。アンコールワットとか興味アリです。
バンコクの旅はまだまだ続きます。
----
以上、いとこ姉によるタイ旅行記をお送りしました。
姉のモチベーション維持のため、ブログランキングに1クリック いただけるとありがたいです。どうぞよろしくお願いいたします。(皆様の応援に後押しされてガリガリ書いてくれています。ご協力に感謝です!)
なお、姉の旅行記へのご感想等につきましても、ツイッター(@itokosan)に送っていただければ、本人にお伝えさせていただきますのでお気軽にどうぞ。
バンコク二日目、アユタヤツアーの続きです。象乗り場を後にしたら、お次にやって来たのはワット・プラ・シー・サンペット。三基の仏塔が有名な寺院です。王室にとって重要な格式のある寺院だったそうですが、仏塔以外はビルマ軍により殆ど破壊尽くされています。
◆続きをご覧になる前に・・ブログランキングに1クリックお願いします
こちらがワット・プラ・シー・サンペット。
廃墟に佇む仏塔には登ることも出来ます。
仏塔の横には朽ち果てた本堂跡が広がっていました。
多くが破壊されてしまっている場所ではありますが、こことても良かったです。何というか物凄い気が流れているのが感じられます。
私は霊感?とか宗教?とかそういった類とは一切無縁ですが、神聖な空気を全身で感じます。 息子とダンナも同じ感想を持っておりました。しーんと静かな遺跡の中に立っていると、古の時代に入り込んでしまったような気がして、振り返ると僧侶や兵士が立っていそうな感じ。上手くいえませんが、お化けとかそういうものではないですよ。笑
お次は最もこの目で見たかった、ワット・プラ・マハタート。
ビルマ軍の侵攻で頭を落とされその後木の根に取り込まれてしまった仏頭や、頭を落とされた仏像が並ぶアユタヤを代表する遺跡です。
神秘的な仏様のお顔。この場に来ると、自然に頭をたれてしまうような安らかな表情です。
ちなみにそばに立つ際は、仏様より頭を低い位置に持ってこなければなりませぬ。それにしてもこの状態が人為的なものではなく、自然に出来たものであるからスゴイ。木が意志を持って仏様を抱きかかえたような感じ。何か大いなるものの力を感じます。
仏頭の周囲にも破壊された仏像がそこかしこに。
頭の無い仏像はとても痛々しくて、息子が「首を落した人には罰が当たったんじゃないの?」とずっと心配しておりました。
寺院は焼き討ちにあったそうで、壁には焼け焦げた後も残っています。
ここでは小雨がぱらついていて、物悲しい雰囲気がより一層スピリチュアル感を高めていた気がします。
心癒される一時を過ごしたら、人の営みには付き物の栄枯盛衰を感じながらワット・プラ・マハタートを後に。先程のワット・プラ・シー・サンペットと合わせて、また是非訪れたい場所の一つです。
神秘的な二つの寺院の後はお夕飯タイム。ちょうど雨が本降りになってきたので、グッドタイミングでした。
ツアー客御用達のようなレストランへ。
テーブルはもうセッティング済み。夕食はツアーの代金に入っているので、別料金の飲み物を注文したりしていると・・・、違和感に気付きました。
ん??
エマサマ???
閻魔様?エマさん?と皆で首をひねるも、謎のまま。タイには不思議日本語が溢れていました。笑
ダンナのドリンク。
何だったか全く記憶が無いです。この色、何ジュースだろう・・・
息子はスイカジュース。
私は紫外線を沢山浴びたので、レモンジュース。
ほかほかご飯も運ばれてきました。
お米大好き息子。もりもり食べてます。
おかずはワンプレートスタイルで登場。
真ん中のスープを中心におかずが盛り付けられていて、中々豪華です。ツアーのお食事ってイマイチだったりしますが、こちらはとっても美味しかった!
スープはトムヤム風の味付けで、トマトやきのこがごろごろ。
春巻きも美味しかった記憶。
息子のプレートは真ん中のスープが辛くないもので出して頂けました。
息子は豚肉の炒め物系がツボだったようで、モグモグ。
こちらのお料理、本当に良い味付けでした。
からし菜?の炒め物も美味しかった。
食後はフルーツとお茶がサーブされました。
スイカが甘い!
食後は雨が上がったタイミングでサムロー(人力車)に乗車。
ライトアップされたアユタヤを15分程、サムローで巡ります。
サムローもイルミネーションでデコられていて可愛い♪二人乗りなので私は息子と。ダンナは一人で別れて乗車。サムローでライトアップされた遺跡を巡るツアーは他では中々見当たらなかったので、こちらも楽しみにしておりました。
結構なスピードで走るサムロー体験はとっても楽しい〜!!
バスの車窓から眺めるのとはまた違い、アユタヤの風を感じられます。
しばし走ると、ライトアップされた遺跡が見えてきました。
クメール様式の塔が美しいワット・ラーチャブラナです。
ぼんやりと柔らかい光で照らされた遺跡は本当にキレイ。うっとり。
写真撮影タイムを終えたら次のライトアップスポット、ワット・プラ・シー・サンペットへ。
昼間も訪れた三基の塔の寺院です。
明るい昼間とはまた違う趣きがあります。
ここでサムローとはお別れ。
チップ(ガイドさんから渡して下さいと事前にお達しがあり)を渡して、おじさんたちとサヨウナラ〜。サムロー乗車体験、本当に良かったです♪二年前の事ですが、サムローから見るアユタヤの遺跡が素敵で今でもハッキリ目に焼きついています。
ただライトアップ時間帯は昼間のように遺跡の中へは入場できず、壁の外側から眺める事になるので要注意。仏頭が取り込まれた木の根等は、昼間にアユタヤを巡るツアーで無ければ目にすることは出来ないかと思いますので、事前にお調べになってお出掛けされた方が良いかと。
ここからは再びバスに乗り、少し離れたチャオプラヤー川沿いの遺跡、ワット・チャイワタナーラームへ。
ここのライトアップは息を呑む美しさ!
他の遺跡と異なり外壁が無く低い柵のみなので、闇夜に浮かび上がった遺跡の全景が遮るもの無く見渡せます。
荘厳の一言で、息子も飽きることなく眺めていました。
これだけの建造物を作り上げる事は、当時人手をさぞかし要した事でしょう。そんな古の人々の息遣いが聴こえてくるような、神秘を感じる場所でした。
こちらで全てのツアーの行程は終了。バスはバンコクを目指します。バスの車内はバンコクに近付くまで、道中ほぼ真っ暗。オヤスミタイムでありました。
バスは21時位にインターコンチネンタルへ帰着。ガイドの方も一所懸命説明して下さり、始終隅々まで気を配っていて大変楽しめるツアーでした。(※今回参加したのは、ウェンディツアーさんのアユタヤー観光&ライトアップ・コースA )
この旅行の少し後に発生したタイの大洪水で、アユタヤも大きな被害を受けたようですが、2013年現在はほぼ以前の通りに回復したと耳にしました。チャオプラヤー川の氾濫を利用して、農業が繁栄したと言うバッググラウンドもありますが、この先もアユタヤはあのままの姿でずっといて欲しいなと思います。東南アジアの遺跡の素晴らしさを実際に目にして、他の遺跡も巡ってみたいな〜と思っています。アンコールワットとか興味アリです。
バンコクの旅はまだまだ続きます。
----
以上、いとこ姉によるタイ旅行記をお送りしました。
姉のモチベーション維持のため、ブログランキングに1クリック いただけるとありがたいです。どうぞよろしくお願いいたします。(皆様の応援に後押しされてガリガリ書いてくれています。ご協力に感謝です!)
なお、姉の旅行記へのご感想等につきましても、ツイッター(@itokosan)に送っていただければ、本人にお伝えさせていただきますのでお気軽にどうぞ。