こんにちは、いとこです。ヨーロッパに行ってきましたシリーズの最終回をお送りします。
ホテルをチェックアウトして帰国する日の朝。ホテルザッハーでの最後の朝食で、またしても朝からザッハートルテを食べてしまったのですが(笑)、滞在中とても気に入って食べていたのがこちらのカイザーゼンメル。ホテルザッハーのカイザーゼンメルは、中がモチっとしていて、柔らかなバター&アプリコットジャムを塗って食べると絶品!
エンヤコラ〜パッキングを済ませ、お昼頃にチェックアウト。お部屋まで荷物をピックアップに来てくれたベルマン青年がかなりの日本オタクで、私のスーツケースのネームタグを見て、「○○チャン、フロムサイタマ〜」と言われて、え??(笑)。日本には数え切れないほど行ったことがあるとのことで、もう有名な大都市には興味がない、東金に行ったなど、かなりマニアックな日本旅行に日本人もビックリ。東金に一体何があるんだろう・・と思ってしまったのですが、フツウに人が暮らしてる街を見るのが好きなのだそうです。マニアックすぎる・・!
エントランスでUberを待っている間、どこのエアラインで帰国するのかと聞かれ、オーストリア航空だというと、なんでこんな早く空港に行くの?オーストリア航空の成田行きは17:50発(正確w)でしょ?と。いや〜、ラウンジでシャワー浴びたりしたいし、免税店ゆっくり見たいからと言っても、アリエナイ!という反応でした(笑)。ああ、こんなに楽しい日本オタクのスタッフがいるなら滞在中もっと早くに出会っておきたかった!
そんなこんなでUberで空港へ。UberXL(大きめのバン)を配車依頼したので、3人分の大荷物でも楽々。それにしても相変わらずオーストリアはブンブン丸天国で、このUberもめっちゃ飛ばしているのでメーターを見てみたら、180kmも出てました(笑)。180kmでやっと人並み・・?
ウィーンが拠点、他にも便がいっぱい飛んでるオーストリア航空は、夕方の成田行きにはかなり早い時間でもチェックインOK!
まずはオーストリア航空のラウンジにやって来ました。
広々とした空間、フードやドリンクも豊富なラインナップのナイスなラウンジです。
リラックスエリアにはよく眠れそうな椅子があったり。
ペンネやサラダなど、フード充実。
カレーライスにいとこ夫お喜び。
ユリウスなんとかのインスタントコーヒーやココアもあって楽しい品揃え。
いとこ姉妹はあとでゆっくり楽しむことにして、早速空港内ショッピングへ。
デメルの店舗一覧を事前にチェックしていたところ、このターミナルにもデメルがあるとのことだったのですが、
普通のカフェの一角でデメルの商品を扱っているという感じでした。
うーん、他のターミナルみたいなデメルのカフェがあるわけではなかったのか〜。
最後にデメルのザッハトルテをカットで食べられるのは嬉しくて。
でも、ホイップがスプレーのふにゃふにゃ系。これはデメルの店舗と大きな違い!
凶暴な甘さのザッハトルテは本店と同じ美味しさでしたが、中和するホイップクリームがこれなのはかなり残念。あのコシのある固めのクリームじゃないと魅力が半減してしまう〜。
でも、デメルのお土産は結構色々揃っていて迷うほどの品揃えでした。
混雑している本店で買うのはちょっと大変そうだったので、荷物的にも最後にここで買えるのはありがたい。
木箱入りのデメルのザッハトルテは、サイズが3種類も揃ってました。
近くにはホテルザッハーの売り場もあり、こちらにも木箱入りザッハートルテが。
しかもラッピングが可愛い〜。
更にその近くのお店では、ホテルインペリアルのインペリアルトルテも売っていて。
ザッハトルテとはまた違う、ホテルインペリアルのインペリアルトルテも気になっていたのですが、滞在中は食べに行けなかったので、ここで出会えて嬉しい!ウィーンの空港楽しすぎる!
ちなみにインペリアルトルテ今回のウィーン旅行のバイブル、ウィーン魅惑のカフェめぐりを見て、食べたいな〜と思っていたトルテの一つです。
自宅用に一番小さいサイズ(確か8.99ユーロ)を買って来ました。
こんな感じの小ぶりサイズで、マットなチョココーティングが美しく。
断面図はこんな感じで、中は何層にもなっています。
↑のバイブルによると、<アーモンド生地とチョコバターをマジパンで包み、ミルクチョコでコーティングした甘いキューブ>とのこと。アーモンドやマジパンがあまり好みではない私はザッハトルテの方が好みでしたが、いとこ姉はインペリアルトルテが一番好みだったとのこと。というか、いとこ姉家ではこちらが一番人気だったようです。好みはそれぞれ分かれる感じですね〜。
他にも素敵ラッピングのデメルのザッハトルテや、
デメルで自宅用にお菓子をいくつか買ってみたり。
フランツ・ヨーゼフとシシィの絵柄で中のチョコはデメル。これは魅力的!
お土産選びは本店よりもじっくり選べたし、鮮度的にも荷物的にも空港で買ったのは正解だったかも。
いとこ甥のお土産には、この子を連れて帰りました(笑)
軽く抱っこできるぐらいのかさばるサイズのKinder君。中にはおいしいKinderのチョコが入っていて17ユーロちょいはお買い得。いとこ甥も喜んでくれたようで何より。
いとこ父の愛するレーバーのモーツァルト玉もしこたま売っていました。
このときはそんなに気に入るとは思いもしなかったのですが、あんなに気に入って、食べ終わった外箱を全部茶箪笥に飾るぐらいだと知っていれば、ここで10個ぐらい追加で買っていったのに・・・。
ちなみに先日訪れたモスクワのグム百貨店でも売っていたのですが、お値段は日本円にして1箱約2500円!輸入品は高い!でも日本ではなかなか手に入らないだろうしな〜ということで、1個お土産に買って帰りました。
免税店ショッピングを終えてヘトヘトになったところでラウンジに戻ると、
デザートが追加されていました♪
ケーキが2種類もあるなんて、さすがお菓子の国!
朝ザッハートルテの食べ収めをして、さっきデメルも食べ収めして、トドメにこのラウンジトルテも食べて、なんかもうさすがに甘いものはキツイくなってきましたが、このあとの機内食はまたベツバラ(笑)
結構長い時間をラウンジで過ごしたら、いざ成田行きのオーストリア航空に搭乗。乗継なし、直行で帰れるのってやっぱりラクチン♪
長い間憧れていた、オーストリア航空のビジネスクラス。
ホイップクリーム好きにはたまらぬ機内サービスに憧れていたのですが、ペアシートとソロシートが交互に配置されているシートも、ソロシート好きには魅力的で。
夫婦それぞれソロシートを好むいとこ夫婦は、それぞれ通路挟んで隣のソロシートを指定していたのですが、
思ってたよりもシートピッチが狭く、前のシートが結構近い。
これだと通路側にテーブルのあるソロシートは、通路に出るのがちょっと大変です。
シートの横幅もビジネスにしては狭い感じ。
横幅もシートピッチも狭いうえに、両側がテーブルに囲まれているとあって、いとこ夫はすごく窮屈で圧迫感があった〜と、評価はイマイチ。通路を歩く人の振動が気になってしまう私には、両側をテーブルがガードしてくれているようで安心感があってよかったのですが、シートピッチはやっぱり思ってた以上に狭くて、ちょっと圧迫感は感じました。でも安心感も大事。
こうなるならペアシートを指定して、私が窓側、夫が通路側にすればよかったと反省大会。
でも、ブランケットや機内食メニューの可愛さはさすがオーストリア航空♪
このときの機内食メニューはこんな感じ。
メインは洋食2種類、和食2種類の合計4種類から選べるのがスゴイ。
前菜とデザートがワゴンサービスなのも楽しくて、
空飛ぶシェフがスープをその場で用意してくれたり。
色々選べた前菜も美味しく。
お楽しみのデザートワゴンがやって来てワクワク。
3種類もあるデザート、一体どれにしよう、実物を見てから決めよう!と思っていたら、
3つとも全てOKという太っ腹なサービスに感動。
よくメニューを見返してみると、<加えて/または>という表記なのでした。全部加えていけるのがスゴイ!ということで、
ウィーン伝統の「ポヴィドルブフテル」バニラソース添え
ムース・オ・ショコラ、ブラン&ノワール
マンゴーアイスクリーム
の3種類いただきました。ザッハトルテのようなホイップクリームをたっぷり添える系がないのがちょっと残念でしたが、それぞれ違うタイプのデザートをたっぷり楽しめるのは、やっぱりお菓子天国のオーストリア航空ならではかと。機内で食べるアイスは格別ですね。
オーストリア航空のビジネスクラスで最も楽しみにしていたのがこちら。
雲の上のカフェハウス〜!!カフェ文化がエアラインにまで根付いているなんて、本当に素敵!
メランジェ、アインシュペナーなど、魅惑のカフェメニュー。
ダブルのエスプレッソにバニラアイスとホイップクリームを添えたものも魅力的〜。
迷ってしまいうほどの豊富なラインナップに、本当にここは機内なのか?と思ってしまうほど。
暑くて現地ではほとんど楽しめなかったアインシュぺナーをホイップ多めでお願いしてみた結果、
すごいものが出てきました!
おおおおお!こんな素晴らしいドリンクを空の上でいただけるなんて、ここは天国か!トドメのチョコレートまで付いてるし、シルバーのトレイもウィーンのカフェそのままだしで、機内でこんなにワクワク楽しいカフェタイムを楽しんだのは初めてです。
いや〜、ホイップ&スイーツ好きにとって、これほど魅力的な機内食を提供してくれるエアラインはないと思いますが、このとき既に翌月に日本から撤退することが決まっていて、今はもう日本路線は廃止されてしまっているんですよね。。残念ですが、本当にずっと憧れていたので、最後に一度乗れてよかった!
いとこ夫は、前菜を和食、
メインを洋食のオーストリア料理という変わったチョイスを楽しんでいたようです。
こういうフレキシブルなサービスも嬉しいところです。
成田までの長いフライト中、あまり眠れなかったので、復路も「アリス・イン・ワンダーランド」をヘビロテで鑑賞。吹き替え版のキャストが豪華で、声オタにはたまりません。赤の女王を演じた朴 璐美さん最高!!
到着前の朝食はこんな感じ。
最後の最後でもう一度ゼンメルをバター&アプリコットジャムで食べれて幸せ。
こうして成田に到着し、イギリス&バードブルマウ&ウィーンを巡ったヨーロッパ旅行が終了しました。これまでアメリカにばかり行っていて気付かなかった、他の世界の魅力に気付くことができて、やっぱり世界は広いんだ!まだまだ知らないことがたくさんあるんだ!と海外旅行の新たな魅力を知ったような。エアコンが普及してないのはしんどいので、もう真夏に行くことはないと思いますが(笑)、ヨーロッパ旅行の楽しさにすっかり目覚めてしまった旅でした。
次からは、最新のロシア旅行記をお送りしたいと思います。ロシアも楽しかった〜!