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こんばんは。6月のロシア・イギリス旅行記もようやく最終回を迎えることができました。波乱の最終回です笑!

日本を出発して20数日が経過、1週間滞在したカレッジの寮をチェックアウトしたら、またまたチャーターバスに乗ってロンドンのタヴィストックホテルに帰還。ラスト一泊ロンドンを満喫して、翌日帰国の途に着くスケジュールです。



一週間ぶりに戻ってきたタヴィストックホテルのお部屋。
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ホテル代がべらぼープライスなロンドンにおいて、一泊£80程度というお手頃価格が魅力的。気温20度を超えていたこの日はエアコンが無いのがちょっと(かなり)しんどかったのですが、寝るだけなら静かで何も問題ナシ!

チェックインして落ち着いたら、早速散策にしゅっぱーつ!


ホテルから徒歩圏内、大英博物館すぐ近くのこちらのティールームにやってきました。
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「Tea and tettle」

こじんまりとした可愛らしいティールームです。開店直後でしたが、既に予約のお客さんで満席とのこと。でも、一人がけの席なら空いてるとのことで、お一人様の私、超ラッキー!


こちらのアフタヌーンティーセットはこんな感じ。
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スコーンにクロテッドクリーム&ジャムが最初から塗り塗りされてあるという、ちょっぴり変わったスタイルです。お味はまあまあ。やっぱり私は自分でクロテッドとジャムの量を調整しながら食べれた方が嬉しいかなあ〜。

ランチ代わりのアフタヌーンティーで満腹になったら、ここからウエストエンドまで歩いて腹ごなし。


予約してあったミュージカル「Les Miserables」のチケットをピックアップに来ました。
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夜公演なので直前に受け取ればよいのですが、なぜか早めに受け取っておきたい心配性・笑

無事にチケットを受け取ったら、


ピカデリーサーカスに移動〜。暑い〜。
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ホールフーズのベーカリーには、イングランド代表カップケーキが。
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ワールドカップの時期ならではだったのでしょうか🎵食べたかったけどさすがにまだ満腹すぎる&持ち帰るには暑すぎる。。。


お次はフォートナム&メイソンへ。
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移動続きの旅ゆえにまだちゃんとおみやげを買い揃えていなかったので、ここらでしっかり買う作戦です。


フォートナム&メイソンのエコバッグはちょっとラグジュアリー感が魅力のオサレ系。
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でも、いとこ姉妹が選んだのはロブスター柄・笑
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姉に両方の画像を送ったところ、圧倒的にロブスターがいいとのことで、お揃いのロブスターエコバッグを買ってきました。可愛い笑

紅茶が有名なフォートナム&メイソンですが、個人的に地下の食品売り場が大好きで♪


デコラティブなクッキーの可愛さといったら!
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エコバッグのロブスターが描かれたクッキーが!笑


ベーカリーコーナーも魅惑の品揃えで、このアップルパイも超おいしそう。
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ガトーショコラもめっちゃおいしそう。
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はあ、、不足する胃袋。


クロテッドクリームも珍しい品揃え。
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これはサマセット産のIVYファームのクロテッドクリーム。旅のはじめにハロッズティールームで食べたときはイマイチと思ったのですが、ここで買って後でホテルで食べたらすっごくおいしかったので、イマイチ発言はお詫びして訂正いたします!なんであんなに味が違ったのか今でも分からないのですが、わし日によって味覚違うんですかね・・・?


サマセット州のIVYファームのクロテッドクリームバターなるものも初めて見た!!
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バターだけでもおいしそうなのに、クロテッドクリームバターとは???これは食べなくては!!!と、パンと一緒に買って帰ったのですが、その後食あたりで食べられなくなるという悲劇に見舞われます・・・・涙

フォートナム&メイソンを一番上の階から地下まで全部見て回ったらかなり疲れてしまったので、カフェに入って一休み。


クリームティーが激ウマ!
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ランチ中心のメニューには載ってなかったのですが、聞いてみたら出てきました。

アイスクリームのようなスクープが美しいたっぷりのクロテッドクリームは、たぶんおそらくさっきのIVYファームのクロテッドクリーム。ジャムもおいしければ、ホクホクホロホロのスコーンもおいしくて、さらにはミルクティーもおいしくて、最高に幸せなティータイムになりました。アイラブF&M〜!!

ちなみにここのスコーンは地下で小サイズ、大サイズと売っていて、


とりあえず貴重なので両方買ってホテルに戻りました。
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クロテッドやバターが暑さで溶けそうだったので、保冷バッグも購入。
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ホテルに冷蔵庫がなかったので、夜レミゼを見ている間、


スーパーで調達した氷と一緒に入れて保存しておく作戦です。
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ふふふー、終演後の真夜中ティータイムが楽しみ〜♪と、その後味わう苦しみなどつゆ知らずの幸せだった自分・・笑


そして再び劇場に行き、うん年ぶりでレミゼを鑑賞。
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むかーしミュージカルオタ時代にロンドンに来たときは、確かもっと大きなパレスシアターで観た記憶。

この劇場、通路が両サイドにしかないという鬼畜仕様。もしも真ん中に座ったら、通路に出るのに10人ぐらいの前を通らなくてはいけないという精神圧迫座席配置につき、私は迷わず端っこの通路席を日本からWEBで購入してきました。おかげでとても快適!

今でも思い出すと感動で震えそうなのですが、バルジャンの役者さんが本当に素晴らしくて、レミゼのストーリーにぐいぐい吸い込まれる!歌も芝居もビジュアルも素晴らしい、本当にハマり役とはこのことかと思いました。ついでにマリウスの役者さんが超絶イケメンで、終始釘付け。彼の周りだけキラキラしていて、舞台の上での輝きが本当に素晴らしく、初めてマリウスに感情移入してレミゼを観た気がします。ああ、素晴らしかった!聞くところによると、今となっては舞台がお盆のように回転する演出はロンドンだけらしく、貴重なものを観れたのかも。というか、回転しない演出が想像できない!


終演後、あちこちの劇場から観客が出てきて大賑わいのウエストエンド。
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暑くて地下鉄乗ったら気分悪くなるだろうし、Uber捕まえるのも無理っぽいので、ホテルまで歩いて帰還。最後のロンドンナイトを徒歩で満喫してきました。


お部屋に戻ったら、クロテッドクリームの一人試食会を開催。フフ〜🎵
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黄色いのがコーンウォール産Rodda’sのもの、白っぽいのがサマセット産IVYファームのもの。
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うーん、どちらも美味しいけどサマセット産がなぜかとても美味しく感じる日!
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日本では売ってないIVYファーム産クロテッドクリームを楽しめただけでなく、お手軽価格でクロテッドクリームを贅沢に楽しめたのもイギリスならでは。F&Mのスコーンもおいしくて、本当に絶品のお部屋クリームティーでした。

・・・・・こうして就寝した深夜、モーレツな腹痛と吐き気に見舞われトイレから出られなくなり、帰国直前悲劇がスタート。何が原因かというと、恐らく観劇に行ってる間、お部屋に常温で放置しておいた牛乳ではないかと・・・・笑

日本にいる夫に連絡をしてアエロフロートに帰国便を遅らせることはできないか問い合わせてもらったりしましたが、ビジとはいえ安いチケットだったので、日付変更には18万ぐらいかかるとかで、これは頑張って帰らなくては・・・。

翌朝、なんとかパッキングを終えたらヒースロー空港に向かうわけなのですが、


31分か、、、もち堪えられるだろうか、、、
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しかし、なんとしても帰国したいので、ここからは火事場の馬鹿力的な精神力を発揮。一応チェックインのときに具合悪いから帰国遅らせられないか聞いてみましたが、チェックインカウンターではわからぬ、チケットカウンターに行ってみてくれとのことで、そんな余力はないので頑張って帰る!


ラウンジでは、炭酸と塩をいただきました笑
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脱水症状防止のために塩分摂取。しかし、白い器にお塩というのは空いた器に見えるらしく、何度も下げられそうになり笑 やめてー、私の貴重な塩分持っていかないでー笑!

乗ってしまえば日本まで運んでもらえるJALかANAだったらどんなに楽だっただろうと思いつつも、今回は大好きなアエロフロートでモスクワ経由を選んだんですよね涙。


ロンドンからモスクワまで、3時間ほどのフライト。
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ビジが空いていて、お隣が空席だったのが救いでした!


機内食のメニューはワールドカップ仕様。
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日本を出て最初にロシアに立ち寄ったときはまだ開催前でしたが、イギリス滞在中にワールドカップが始まっていて、このあとモスクワの空港に降り立った頃、ちょうど日本代表の試合がテレビで流れていたりしました。


メニューはこんな感じで、3時間ほどのフライトなのに前菜からデザートまで。
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コスト削減の真逆を行くこのアエロフロートの充実の機内サービスが大好き。あんなに楽しみにしていた機内食なのに、機内に充満する匂いだけで吐き気がこみ上げてきてしまうので食べるどころではなく涙。


めっちゃ可愛いアメニティポーチ。
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アエロフロートのこういうセンスほんと好き!

CAさんもとても親切で、何も食べられない私にレモン入りウォーターを作ってくれたりしたのですが、モスクワに着いたら医者に診てもらった方がいいと。いや、入国するVISA持ってないし、仮に医務室行って成田行きに乗れなかったらどうなるか検討もつかなくて怖いんですけど。。。(クラコウジア)

長蛇の列というか、列をなさない壮絶な乗り継ぎ手続きをもみくちゃになりながら火事場の馬鹿力で乗り越えたら、またラウンジで炭酸とお塩を摂取して、


やっと成田行きに搭乗〜!号泣
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これに乗れば安心の日本まで運んでもらえるのね!!!


機内で撮った写真はこれ1枚のみ笑
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その後は約8時間ずっと寝たきり。機内食のメニューすら見てない。。。

成田まで迎えに来てくれた夫の車で病院に直行し、胃腸炎の薬をたんまり処方してもらって帰宅しましたが、復活までに1週間ぐらいかかりましたかね・・・。旅の最後がこんな感じで思い出すのもちょっとしんどいのですが、無事に帰ってこられたことに感謝。

こんな感じで、だらだらと続いてきた2018年ロシア・イギリス旅行現地レポシリーズは終了です。機会があれば詳細レポとかもしたい気持ちはあるのですが、他にもまだレポしてない旅があるのでちょっと考えたいと思います。長々とお付合いいただきどうもありがとうございました!とりあえず牛乳には気を付けましょう!笑