こんばんは、いとこです。アメリカ旅行記が途中で止まっておりますが、なんとなく書きたいのがイギリスのことばかりで。たぶんこの新緑が眩しい季節になるとイギリスに行きたくなるからなのだと思いますが(笑)、過去3年間、初夏〜夏にイギリスに行った思い出が今でも色濃く残っていて。それなのに全部ダイジェストレポだけで終わっていて、素晴らしかった場所の詳細レポができていない!!自分の思い出としても残しておきたいので、イギリスの魅力的だったスポットのレポを少しずつ書いていけたらと思います。(気まぐれ)
まずは2016年のイギリス旅行の際に訪れた、レイコックにあるティールーム「King John's Hunting Lodge」の詳細レポを書いてみたいと思います。数々の英国本でも紹介されている、イングリッシュガーデンが美しい夢のようなティールームです。
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この2016年7月のイギリス旅行については、こちらのカテゴリからダイジェストレポをご覧いただけますが、いとこ夫は初のイギリス、私はうん十年振り、更にお友達のhrmちゃんも途中まで一緒という旅でした。コッツウォルズのB&Bに泊まったり、イギリスの田舎をレンタカーでドライブするなど、初めてのことだらけで本当に楽しかった思い出がいっぱい。
バイブル的に愛読しているイギリス南西部 至福のクリームティーの旅 (私のとっておき)で紹介されているティールームにもレンタカーなら行ける!!ということで、King John's Hunting Lodgeに行けるのもすごーーく楽しみにしていました。
憧れのイギリス南西部をドライブ。
牛さん、羊さん、馬さんがいるのどかな風景がどこまでも続いています。
去年はスコットランドからロンドンまでドライブしたり、この後イギリスをあちこちドライブして思ったのですが、本当にどこもかしこも牛と羊パラダイス。ひょっとして人口より多かったりしないじゃろか?←
このイギリスの田舎の風景に心奪われ虜になってしまったわけなのですが、初回のドライブは途中で携帯の電波が入らなくてナビが使えなくなって迷子になったり。なかなかの珍道中でした(笑)
そんなこんなでレイコックというハリポタのロケ地にもなった古い町に到着。アクセスは不便そうな場所ですが、きっとハリポタファンもたくさん訪れているハズ。
ちょっと曇ってきましたが、お目当てのKing John's Hunting Lodgeに到着。
営業時間はこんな感じで、朝食・ランチ・アフタヌーンティーを提供しているレストラン。
建物脇の小道が夢の世界への入り口♪
その先には緑豊かなガーデンが広がり、パラソル付きのテーブルが程よい間隔で並んでいました。
可愛らしい建物と綺麗なお花が魅力的。
色とりどりのお花が咲くイングリッシュガーデンは、そこにいるだけで幸せになれる不思議な場所。
なんというか、あの砂利道を歩いたら異空間に入ってしまったみたいな、そのぐらいヘブンリーでピースフルな空間だったんですよね・・。ここで過ごしたひとときは夢か幻だったんじゃないだろうか!?そう思えるほど、不思議な魅力溢れる非日常的な空間でした。
建物への入り口も絵本に出てきそうなキュートさ。
屋内のテーブルも歴史を感じさせる木のぬくもりが魅力的。
アフタヌーンティーのメニュー。
ランチを食べてからまだそんなに時間が経っていなかったので、全員がアフタヌーンティーを食べられるほど胃袋に余裕はなく。3人それぞれ好きなものをオーダーすることにしました。
早速運ばれてきたティーポット。
いとこ夫のペパーミントティーが運ばれてきたら、途端にミントの香りが辺りに充満!
がっつりランチを食べて満腹の夫がペパーミントティーをオーダーしてみたところ、スーッと爽やかな香りが満腹の胃袋に優しく、かなり気に入った様子。夫がミントティーに目覚めた瞬間でした。
私の紅茶はなんだったか、、アッサムかウバかディンブラか。
よく覚えていませんが、ミルクティーに適したどれかをオーダーしたと思われます。
hrmちゃんオーダーの3段重ねのアフタヌーンティー。素敵!!!
素敵なお庭でこんなに素朴で可愛らしいアフタヌーンティーだなんて、まるで気分はアリスだわ♪
上段のお菓子が可愛らしいサイズなのが日本人にはピッタリ。
ここにはキャロットケーキやヴィクトリアスポンジなど、コナものケーキがドーンと乗ってることが多いので、この小ぶり感は新鮮。しかもストロベリーが見るからに新鮮そう♪
中段には、このお店独特の形をしたスコーンが3つも。
スコーン好きには最高のボリューム配分です。
下段のサンドウィッチもおいしそう。
hrmちゃんによると、キュウリのサンドウィッチがとっても美味だったそうな。イギリスに行くとキュウリのサンドウィッチの美味しさに目覚めますよね!!
私はスコーン&お茶がセットになった、クリームティーをオーダー。
これぞ夢見ていた素朴な英国のティールームのクリームティーや〜!!!素朴なスコーンに、ボリュームたっぷりのクロテッドクリーム&ジャム!これをお手軽価格で楽しめるのが本場ならではの魅力。
IVYファーム産のクロテッドクリームをこんなにたっぷり贅沢にいただけます。
日本だったらいくらするんだろう!?ありえないほどのクロテッドクリームの量に本場の凄さを実感。クリームが足りないなんて事態はまずなさそう。ジャムはブルーベリー、その隣はなんだっけ?紅茶のジェリー?(記憶喪失)
石のようなスコーンは見た目とは裏腹のふっくら感。
独特の粉の味、濃厚なクロテッドクリームのハーモニーが絶品で、とにかく幸せいっぱいだった思い出が。
静かなお庭でいただくクリームティーは格別でした。
ちょうど食べ終わる頃に雨が降り出しましたが、タイミング的にギリギリセーフ!
お会計を終えて車に戻ると雨が本降りになってきて、やっぱりあのお庭でのひとときは幻だったのではないかと・・・。
本当に不思議な魅力溢れるティールームでした。
そしてレイコック村といえばハリポタのロケ地だそうで、ハリポタは賢者の石とその次のぐらいしか観てない私はよくわからぬ状態でしたが、せっかくなのでロケ地となったレイコック・アビーにも寄り道。
薄暗いお天気のせいもあって、なんとなく薄暗い雰囲気が漂っております。。
中にはここハリポタロケ地やで的な案内もあり。
魔法学校の内部がこんな感じでしたね!
ものすごく魔法っぽい釜みたいなものも。
閉館間際で人影まばらだったうえに外の天気も小雨で薄暗かったので、内部はとてもブキミな雰囲気が漂っていて、絶対何か出そうだな・・と、私の直感がビンビン言っておりました。(なのにわざわざ一人で暗い部屋に入って行くw)
キング・ジョンズ・ハンティングロッジにはこれ以降一度も行く機会がないまま今に至るのですが、こうして振り返ってみると英国旅行で一番魅力的なティールームだった気がしてきました。雰囲気もお味も抜群。大好きです!
King John's Hunting Lodge
21 Church Street, Lacock SN15 2LB, England
+44 1249 730313
トリップアドバイザー