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こんばんは。過去のイギリス旅行で魅力的だったティールームetcを今更だけど詳しくレポしたい!シリーズ第8回は、コッツウォルズの美しき村、バイブリーにある「The Swan Hotel」でのクリームティーのレポをお送りしようと思います。

こちらも途中でレポが止まっている2017年イギリス旅行でのこと。コッツウォルズのB&Bをチェックアウトしてグラストンベリーへ向かう前に、一度は美しいバイブリーを見ておきたいということで午前中に立ち寄ったのですが、この日が寒くて寒くて!薄着しか持ってきていないなぜか余裕の晴れ女、コッツウォルズにて凍えるの巻。

ちょっと散策したらどうにも寒くなってしまったのでThe Swan Hotelに入ってみたところ、ラウンジのようなところが営業中、しかもクリームティーがある!ラッキー!



時間は10:30ぐらいだったかな、まだしんとした静けさと朝露の匂いを感じるバイブリー。
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前日までの嵐のような雨風がやみ、ようやくお天気が回復に向かっているところでしたが、気温は低くてスースー寒い!


晴れ間も出てきたので、もうちょっとの辛抱。
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キュートな鴨さんのお尻も眺められて、なんて穏やかな朝なんだろう。
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毎朝こんなお散歩をしたい人生だった。


朝ならアーリントンロウも空いているかな?
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と思ったら、先客さんがたくさんいらしてた。
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バイブリーでも特に絵になる風景だけに、大抵混んでるアーリントンロウ。絵葉書のような無人の写真を撮るには人がいなくなるのを待つしかありませんが、寒くてそれどころではなく、こんな感じで妥協(笑)

薄着でこの寒さはしんどい〜(このあとセインズベリーで上着を買う笑)ということで、どこかお茶できる場所を探してみたのですが、まだ早すぎてどこも営業準備中。スワンホテルならラウンジとかやっていないかな?


とりあえず行ってみようー!
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あの緑で覆われた建物がスワンホテル。たぶんこの村では一番大きなホテルなのではないじゃろか?一度も入ったことがないのでちょっとドキドキ。


敷地に入ると、開放的なコートヤードが。
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ここからラウンジのようなところに入ってみると、ちょうど朝食の営業時間が終わった頃だったようで、お客さんはまばら。それでもウォークインの私たちにもとても親切にしてくれて、この時間帯に注文可能なメニューを持ってきてくれました。感謝!


ぬくもりを感じるインテリア。
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ストーブも炊かれていて室内もポカポカ。ぬくもりいっぱい!凍った体が解凍される!


コートヤードが見える窓側の席に座りました。
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まだB&Bで朝食を食べてから2時間と経っていなかったので、そんなにというか、全くお腹は空いていなかったのですが、メニューにクリームティーの文字を見たらスコーンは別腹、デザートだからOK!という結論に(笑)


スコーンは入らぬという夫、コーヒーをオーダー。
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お供のミルクはスチームされた温かいものが出てきました。ミルクティーのミルクは温めないでくれ〜、風味が変わる〜と、ちょっとドキドキしていたら、


さすが英国、紅茶のミルクはちゃんと冷たいままでサーブされました!
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しかも嬉しいビスケット付き。美味しい熱々の紅茶で体ポカポカ、はかどる解凍。


夫はおやつにナッツをオーダーして満足げ。
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程なくして焼きたてのスコーンが運ばれてきました。
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粉砂糖でおめかしをした、可愛らしいスコーン。ウッディなトレイの上に乗せられたスタイリッシュな盛り付けに感動。ちなみになぜ焼きたてだと思ったのかというと、ホカホカだったことに加え、オーダーしたときに店員さんが一旦キッチンに確認に行かれたので、たぶんこの時間にスコーン焼けるかどうか確認していたのではないかと推測。


スコーンのお供は果肉たっぷりのラズベリージャムと、
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ラフに盛られたクロテッドクリーム。
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カップにたっぷり入っているので量も十分!


ジャムとクロテッドクリームたっぷりでイタダキマス!
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周りはざっくり、中はふんわり。粉とバターの香りたっぷりで、ホカホカの温かいスコーンはどうしてこんなにも人を幸せにさせるのだろう!酸味のあるラズベリージャムと、濃厚of濃厚なクロテッドクリームの奏でるハーモニーも素晴らしく、シンプルなのにこんなにもおいしい食べ物って本当にすごい。やっぱりジャムとクロテッドたっぷりが、最高においしいスコーンの食べ方ですね!

何の予備知識も期待もなく、たまたま入ったからこそ感動もひとしおだったのかも。コッツウォルズの美しい村で、こんなにハイレベルなクリームティーをいただけるのもイギリス旅行の醍醐味。お手洗いも借りられて、バイブリー観光の休憩にもピッタリでした!(ハイシーズンは混みそう)

The Swan Hotel
4425 On the B, Bibury GL7 5NW, England
トリップアドバイザー