こんばんは。過去のイギリス旅行で魅力的だったティールームetcを今更だけど詳しくレポしたい!シリーズ第12回は、ロンドン市内のホテル「The Kensington」のアフタヌーンティーのレポをお送りします。
イギリスに一ヶ月弱滞在しても、ロンドン滞在は僅か数泊のいとこ夫婦。カントリーサイドを満喫したいというのが大きな理由なのですが、たった3泊程度のロンドン滞在とくれば、一度はホテルの豪華アフタヌーンティーも楽しみたくて。
2017年のこのときは、ツイッターで気になっていたThe Kensingtonの「美女と野獣」がテーマのアフタヌーンティーを日本から予約してきてドキドキのワクワク。こんなにも美女と野獣ワールドにどっぷり浸れる優雅なアフタヌーンティーは世界中でここだけだったと、今でもいい思い出になっています!
ロンドンのアフタヌーンティーといえば、ここ最近はテーマアフタヌーンティーが大人気。この美女と野獣以外にも、アリス・イン・ワンダーランド、メリーポピンズなどの映画の他、科学(実験w)、ブランドコラボ、ゲーム、その他季節モノなどなど、たくさんのお店がそれぞれ趣向を凝らしたアフタヌーンティーを展開しています。AfternoonTea.co.ukのインスタを見ると、カラフルでキュートなアフタヌーンティーの数々に目が〜目が〜〜!
ネットで見て一目惚れした「美女と野獣」アフタヌーンティーは、ちょうど実写版映画が大ヒット中だったこともあって超人気。AfternoonTea.co.ukから予約しようとしても、私達がロンドンに滞在する三日間はずっと満席。それでも諦めずに毎日しつこくチェックしていたら、日本出発直前に空席が解放されてワーーイ!
いそいそ予約して飛び立つと、ロンドン到着後、私のスマホの留守番電話になんかこのホテルからメッセージが入っていて、予約確認の電話をしろ的なことを言っている・・。しかし、肝心な最後の電話番号をなぜか節を付けて歌っているうえに超早口で全く聞き取れず。困り果てて滞在中のホテルのフロントに行って留守電を聞いてもらい、ついでに予約確認の電話もかけてもらったのですが、イギリス人のお姉さんですら電話番号を聞き取れなくて何度も留守電を聞き直して苦笑い。私レベルが聞き取れるはずもなかったのでした(笑)結果的に素晴らしいアフタヌーンティーだったのですが、毎回予約確認の電話しないといけないのかと思うと躊躇してしまいそうなチキン野郎です。
そして、当日。
Uberでケンジントンホテルに向かいます。
イギリス好きと言いながら、滅多にロンドンらしい風景が出てこないこのブログ。ビッグベンだ!
ケンジントンホテルに到着。
アフタヌーンティーをやっているのは、こちらのホテルの「Town House」というレストラン。
開始時間まで素敵なラウンジのようなところでしばし待機。
ほどなくして美女と野獣アフタヌーンティー予約組が続々とテーブルに案内され始めました。
いとこ夫婦は、ルミエールがたくさん並ぶ暖炉近くのテーブルに。
かわいいいい〜!
店内いたるところに美女と野獣の登場人物達が飾られています。
ここまで凝っているとは思わなかったーー!
美女と野獣アフタヌーンティーのメニュー。
どこを見てもスコーンがナイ。おフランスが舞台の物語だからか、スコーンの代わりにブリオッシュバゲットになってしまったの!?お供がアプリコットジャムとチョコレートソースのブリオッシュバゲットがスコーンの代わりにはならないというか、スコーンの無いアフタヌーンティーなんて寂しすぎる!
ダメモトでテーブル担当さんにスコーンに変更できないか聞いてみたところ、快くOKしてくれてホッ。よかった、スコーンにありつける・・!
スパークリングウォーターを飲みながら、アフタヌーンティーの準備をワクワク待機。
窓から日差しが降り注ぐ店内は、とても明るくて居心地抜群♪
まずは前菜のようなセイボリーから始まりました。
たぶんこれは私のお肉抜バージョンだと思うのですが、コロッケやキッシュなどおフランス的な盛り合わせ。どれも美味!
いよいよ三段重ねのアフタヌーンティースタンドのご登場。
きゃわいいいいいい!!!!
↑各テーブルに配置され、どんどん減ってる暖炉のルミエール(笑)
そう、これを見たらどこのテーブルのお客さんも大喜び、みんな写真や動画を撮ったりするわけなのですが、そこにルミエールを暖炉から持ってきて演出を手伝ってくれるのです。なんてブロガー&インスタグラマーフレンドリーなホテルなのでしょう!
ルミエール、コッグスワース、ミセスポット&チップが彩る美女と野獣の世界。
ディズニーランドもビックリな可愛らしさにズキュンバキュン。
この期間限定テーマアフタヌーンティーのために小道具いくつ用意したのだろう。
ゲストをどこまでも楽しませてくれる演出が嬉しい!
ひとしきり撮影タイムを満喫したら、アフタヌーンティーをいただきます♪
とてもおいしかったサンドイッチ。
セイボリーとあわせると、しょっぱい系の充実度もかなりのもの。これには夫も大満足。
バゲットから変更してもらったスコーン、焼き色が美しい〜!
スコーンのお供には、ストロベリージャムとクロテッドクリームが。
なぜかバゲット用のマーマレードとチョコソースまでついてきました(笑)
コッグスワースのケーキと一緒にスコーンをパチリ。
トラディショナルなスコーンにストロベリージャムとクロテッドクリームがベストマッチ。やっぱり、アフタヌーンティーにはこれが不可欠!いくらでも食べられそうなほどおいしいスコーンでした!
上段のスイーツは特にテーマを意識したものばかり。
コッグスワースのチョコタルトは食べるのがもったいないぐらい!(しっかり食べた)ビーストの薔薇をイメージしたグラス入りデザート、儚げで美しい!(この後出てくるクリームを注いだ後の図)
チップとミセスポット。
この二人、本来はティーポットとティーカップなのですが、ここのアフタヌーンティーでは違う役割を果たしていて、
キュートなチップの中に入っているのは紅茶ではありませぬ。
グレー色したチョコレートムースでした!
個人的にチップには思い入れがあり、昔昔その昔、劇団四季のミュージカル「美女と野獣」の初演を何度か観に行ったことがあるのですが(四季オタ学生時代)、そのときチップを演じていたのが、子役時代の豊永利行さんだったことを最近になって知ったのです。「ユーリon ICE」の勇利くんの声優さん!!だからチップ大好き!(単純)
ミセスポットには紅茶ではなくダブルクリームが入っていて、
サーバーさんがバニラゼリーに注いでくれる演出付き♪
ポット夫人がクリームだったなんて〜!コクのあるダブルクリーム(日本の生クリーム的な液体)と一緒に食べるバニラジェリーは、より濃厚リッチな味わいになってとっても美味!視覚的にも楽しめる素敵なスイーツでした。
ベルのドレスをモチーフにしたマジパンクッキーのおみやげまで。
一つ一つ丁寧に作られたお菓子と素敵なサービスとで、どこまでもゲストを「美女と野獣」の世界に誘ってくれたケンジントンホテル。お味も雰囲気もサービスもテーマの完成度も、全てにおいてパーフェクト!ロンドンのアフタヌーンティーのレベルの高さを実感しました。
残念ながらこのBeauty and the Beastアフタヌーンティーはもう終了しているようですが、最近新たに始まったテーマはなんと、London’s Landmarks Afternoon Tea!
Creators of the original Tale As Old As Time tea, The Kensington Hotel have created an Afternoon Tea based some of London's favourite landmarks. Find out more > https://t.co/Ek7eR87yy4 pic.twitter.com/QpKj5RluA1
— AfternoonTea.co.uk (@AfternoonTeaUK) 2019年5月11日
ロンドンアイ(観覧車)モチーフのアフタヌーンティースタンドに、ビッグベンや赤い電話ボックスなど、ロンドンのランドマーク的お菓子がズラリ。どこからどう見てもロンドン!こんなにキュートなアフタヌーンティーがあるでしょうか!行きたい!!
人気のお店なので、↑のサイトから事前予約されることをオススメします。
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The Kensington Hotel
109-113 Queen's Gate, Kensington, London, SW7 5LR
公式サイト
AfternoonTea.co.uk
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