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こんにちは、いとこです。日本橋三越で開催されている「三越英国展」前半のレポをお送りしたいと思います。(今日が最終日!)

詳細は公式サイトに載っているとおり、日本ではなかなか手に入らないイギリスの商品や、イギリスからシェフを招いて現地の味を再現してくれるフードなど、イギリス好きにはたまらぬイベント。期間をPart1、Part2の二つに分けて開催されているのですが、今回は前半のPartのレポを書いてみようと思います!



会場到着後、真っ先に並んだのは「ザ・ランガム・ロンドン」のスコーン売り場。

ペストリーシェフのオーレリアン・メイリー氏のスコーン作り実演を眺めながら並べる!
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<ホテルで初めてアフタヌーンティーを提供したという歴史のある五ツ星ホテル>だそうで、<長時間手捏ねし焼き上げる、もっちり食感のスコーン>が売りだそう。


確かによく捏ねていらっしゃる!
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生地を捏ねずにさっとまとめることでザクザクの食感が生まれるカントリースコーンに対し、ホテルタイプのスコーンは生地をしっかり捏ねることによってしっとり感が生まれるのですが、これはまさにホテルタイプのスコーンの制作現場!ロンドンの高級ホテルのスコーンを作るところを間近で見学できるなんて、これだけでも英国展に来た価値があるくらい、とても貴重なものを見させていただきました・・!


プレーン、アールグレイオレンジ、カルバドスチョコ&レーズン、アプリコットバニラの4種類のスコーンが、オリジナルジャムとRodda'sのクロテッドクリームと共に販売され。
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お皿に乗っている2つのスコーンがランガムホテルの戦利品。
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私が選んだのは、プレーンとアプリコットバニラなのですが、袋を開けた瞬間に漂ってきた香りが、大好きなデメララベーカリーとよく似てる!個人的に、日本で食べられるスコーンで一番好きなのがデメララなのですが、ロンドンの五つ星ホテルのスコーンによく似ているとは、どうりでおいしいわけです・・!

デメララの楽天の紹介ページに、生地職人ライアン・スメドレー氏が生地をこねている画像が載っているのですが、その様子が↑のランガムのペストリーシェフが捏ねているところに似てるんですよね。かなり近い製法なのだろうかと、勝手に膨らむ妄想。



戦利品スコーンの食べ比べは記事の最後の方に書こうと思いますが、個人的にどストライクだったランガムホテルのスコーン。とにかく香りが素晴らしく、しっとり目食感が好きな私にはたまらぬお味でした♪


ランガム売り場のすぐ近くでは、ランゲージファームのクロテッドクリームが。
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デヴォンのクロテッドクリームを日本で入手できるレアすぎるチャンス。


牛さんのどアップが可愛いパッケージ。
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イギリスではタッパーサイズがこんなお値段で売っているのがうらやましい限りです。
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400g入りを買って滞在中に食べまくった思い出(笑)
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ちなみにデヴォン産のクロテッドですが、買ったのはコーンウォールのM&S(笑)以外とコーンウォールでもデヴォンシャークリームが食べられているんだと知ってなぜかホッとした瞬間(笑)

お味はというと、私の味覚では少しチーズっぽい風味を感じさせる濃厚なクリームで、ミルク風味を感じるロダスとはかなり違う印象。好みなのはロダスかも!ただ、姉からの賛同は得られず、一般的な日本人男性が生涯に消費するクロテッドクリームの10倍ぐらいを食べさせられているという夫は「食べ過ぎてようわからん」とのことなので(笑)、味覚はひとそれぞれのようです。


お次はハフキンスに並びます。
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お家の缶に入ったショートブレッドが可愛すぎる!

コッツウォルズのバーフォードにあるハフキンスのティールームはこちらの記事でレポしましたが、三越英国展にはこのお店からヘッドベイカーのローナさんが来日してブースでスコーンを焼いていました。


プロの技をガン見できる貴重なチャンス。
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まさかこの数日後に、ローナさんからスコーン作りを教えてもらう機会に恵まれるとは・・。(後日レポ書きます!)


ハフキンスの人気商品、ジュートバッグ。
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ユニオンジャック柄もイギリスらしくて可愛い〜♪


ちなみに私はバーフォード店で買ったピンクがお気に入り♪
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↑の画像にも写っていますが、


ハフキンスの店舗で提供されているクロテッドクリームは、Cottage Delightのもの。
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三越店ではハフキンスのスコーン売り場のすぐ近くにCottage Delightのブースもあり、両方調達すれば日本にいながらにして本場のハフキンスと同じ味を楽しめるという贅沢さ!


大きく膨らんだハフキンスのスコーン。
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大きくて不揃いなところがいかにもカントリーサイドのティールームのスコーンという感じで魅力的♪


私の戦利品は、プレーンとレーズンの2種類。
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おうちクリームティーを楽しみました。
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ハフキンスのスコーンは、かなりフワっと軽めの食感!バーフォードで食べたときここまで軽かったかな!?と思ったのですが、その後のスコーン教室で、日本の粉で最も近い粉を英国展のためにローナさんが選んだそうなので、そう大きくは違わないと思うのですが、やっぱりバターや牛乳の違いもあるのでしょうか!?とてもシンプルでフワっとした素朴なスコーンが魅力的でした。


この日の英国展の個人的目玉は、こちらのアフタヌーンティー!
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<ナショナル ベーカリー スクール ロンドン×チカ・ワタナベ・ロンドン>の本場英国のアフタヌーンティーを会場内でいただけるスペシャル企画!ナショナル ベーカリー スクールは私がいつか行きたい憧れのベーカリースクールで、その歴史なんと125年。この世界最古のベーキングスクールから、


講師のジェーン・ハットン氏が来日してスコーン作りの実演をされている・・!
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生地を軽くこねて、型抜きする様子をじっくり見学することができてありがたい・・!
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しかもこれから会場内のティールームで↑のスコーンをいただけるのだから楽しみすぎます。このアフタヌーンティーは事前に公式サイトから予約ができたので、激混みの会場でも待たずにいただけるのが素晴らしく。


白いテーブルクロスと3段重ねのアフタヌーンティースタンド。まるでロンドンのホテルみたい!
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紅茶はテイラーズ・オブ・ハロゲイトのティールームブレンド。


どこからどう見ても英国の高級ホテルのアフタヌーンティーです。
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サンドイッチが日本っぽかったり、イギリスにはなさそうなケーキが乗ってたりする日本風にアレンジされたホテルのアフタヌーンティーとは全く違う、全てがイギリスのお店で出てくる内容なのがさすが!ハイレベル!


下段にはサンドイッチとキッシュが。
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スモークサーモン&クリームチーズ
チェダー&ピクルス
キューカンバーサンドイッチ
ミニキッシュ

イギリスでサーモンやきゅうりのサンドイッチを食べた時に感じる格別のおいしさが、このサンドイッチにはありました!なんでイギリスのサンドイッチってあんなにおいしいのか不思議なのですが、ちょっとモソモソしたパンと具がとってもよくマッチしていて、日本のサンドイッチとはどこか違う印象。同行の夫も感動。


中段のスコーンは、プレーンと全粒粉の二種。
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外かカリっと中はザクザクとした、ちょっと硬めのスコーンも本格的。日本ではなかなか出会えないタイプのスコーンです!
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お供のクリームはもちろんクロテッド。
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冷めた状態でのサーブだったので、温かい状態で食べてみたかったのと、クロテッドクリームが足りなかったのがちょっぴり残念でした😅


感動的だった上段のお菓子。
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イングリッシュマドレーヌ
ローズメレンゲwithラズベリーソース
イングリッシュ・トライフス
ジンジャーブレッドマン

一つ一つが丁寧に作られた魅惑のお菓子たち。どれもおいしかったのですが、イングリッシュトライフルがとびきりおいしくて夫婦で大絶賛。なめらかなカスタードクリームとスポンジと生クリームのハーモニーがたまりませんでした♪ジンジャーマンも可愛くて、一足お先にクリスマスが来たみたい♪

正統派のアフタヌーンティーを楽しめて、三越英国店スゴイ!

満腹になった後は、会場内をブラブラしながらお買い物。


去年エジンバラで買ってきた、スコットランド国旗のウォーカーズ!
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開店直後に撮ったので空いてますが、テトレーの紅茶売り場も大盛況でした。
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家ではヨークシャーティーの赤を飲みまくっていますが、テトレーもおいしい。ミルクティーによく合う濃いめのティーバッグはお手軽で毎日のブレイクに欠かせません♪


お目当てのリーズ・オブ・ケイスネスのショートブレッドを買えてホクホク。
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スコットランドのメーカーのショートブレッドで、どこか上品な味わいで紅茶のお供にピッタリなんですよね。


去年、スコットランド駅のファーストクラスラウンジに立ち寄ったとき、
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出会ったのがこのリーズのショートブレッドでした。
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こんなおいしいショートブレッドと、ヨークシャーティーの赤が置いてあって、なんて素晴らしいラウンジなんだと感動した思い出が。このショートブレッドを日本で買える機会は見逃せません♪今でも戦利品を少しずつ大切に食べています。


大人気、大行列だった、リントンズのミルクティーをいただきに来ました。
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キャサリン妃似の美しい奥様と、愉快なご主人が楽しい雰囲気を醸し出す、和気藹々ムードの素敵なブース♪


ミルクティーとジンジャービスケットをゲット。
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イートインスペースでミルクティーを飲もうと思ったら、やっぱりしょっぱいものも食べたくなってきた夫と私、


フランキーズのフィッシュ&チップスも買いに行き、食い倒れコースまっしぐら。
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イギリスのミルクティーと、イギリスのフィッシュ&チップスを東京で!
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フランキーズがあるのは英国最北端シェットランド島。そんな遠く離れたお店のフィッシュ&チップスとリントンズの紅茶をデパートのイートインで食べられるなんて、こんなことができるのは日本だけなんだろうなと、三越の努力と凄さ、日本人の英国愛を感じながらいただきます♪


サクっとした衣と、ふっくら白身魚、ここにビネガーをかけると絶妙なおいしさに!
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すごくおいしくて、これを食べたらフィッシュ&チップスを好きになること間違いナシ!

リントンズのミルクティーもしっかりとした濃いめの紅茶にミルクがとってもマッチして、とても幸せなお味でした。こういうミルクティーを日本でも気軽にテイクアウトできるお店が街中に増えたらいいなーー。

食器売り場など、英国展の会場をくまなく見て回ったら疲れ果ててしまったので、


最後は地下のJuri'sティールームでアイスティーを飲んで一休みしてから帰宅。
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ハロッズのティールームがなくなってしまって残念に思っていたら、代わりにコッツウォルズの人気ティールームが常設店になるなんて、日本橋三越は本当に夢のようなデパートです!


後日、戦利品を含めたスコーン3種類食べ比べを実施。
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こちらでレポしたリョウシンドウさんのスコーン教室で作ったカントリースコーン、ランガムホテル、ハフキンスの3種類。同じスコーンといっても3つとも香りも味も食感も全部異なっていて、スコーンって本当に奥が深い!

ハフキンスはフワフワと軽やか、ランガムはしっとり、リョウシンドウさんはザックリ、それぞれ魅力があって、一番を決めるのは難しい〜!夫にはどれがどこのスコーンとは教えずに3つ食べ比べしてもらった結果、リョウシンドウさんのカントリースコーンがダントツ好みだそう!分かる!バターの風味いっぱいで、ザクザクしてて本当においしい!

こんな感じで今年の三越英国展Part1を満喫。Part2も初日から行く予定でしたが体調が悪く、そこからはなんやかんやバタバタしてしまってなかなか行けず、最終日の今日も行けなさそうなので、たぶん私の英国展はこれにて終わりそうです。Part2に出店してるお店もきになるところばかりなので無念ですが、来年の英国展を楽しみしたいと思います!

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