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こんばんは、いとこです。とてもおいしいスコーンが作れたので、久しぶりにレシピをUPしてみたいと思います!

色々なスコーン教室に通ったり、ネットで色々な国の方々のスコーン作り動画を見たりして、あれこれ試作しては自分好みのスコーンを追求しているのですが、自分好みの配合と作り方を取り入れて作ったスコーンがとても美味しくて♪粉っぽいスコーンが好きな方には不向きかもしれませんが、卵や生クリームを使ってしっとりリッチな味わいのお菓子っぽいスコーンが好きな方にオススメしたいレシピです♪



材料(5cmの丸型で6個)

・小麦粉 225g
・ベーキングパウダー 小さじ2
・塩 ひとつまみ
・無塩バター(常温) 50g
・無塩バター(冷凍) 15g
・細目グラニュー糖 30g

↓全卵と生クリームはよく混ぜて1つの液体にしておく
・全卵(Lサイズ) 1個
・生クリーム 100cc

つや出し用
・全卵 1個
・牛乳 少々



作り方

【1】材料の計量をする。バターは冷蔵庫から出して計量したら、50gは1cm角にカットして使うまで常温に出しておく。15gは使うまでラップをして冷凍庫に入れておく。

【2】小麦粉、ベーキングパウダーをあわせてボウルにふるい入れ、塩を加えて全体を軽く手で混ぜる。

【3】常温のバターを加え指先で潰して粉に混ぜ、アーモンドパウダーのようなサラサラの状態になるまで混ぜ込む。

【4】冷凍バターをおろし金で細くすりおろして加えて軽く指で【3】に混ぜ込む。(バターの粒を残したままでOK)

【5】グラニュー糖を加えて全体を手で軽く混ぜる

【6】全卵&生クリームの液体を8割ぐらい加えてフォークで手早く、底から生地をすくって返すように大きく混ぜる。

【7】生地の状態を見て粉っぽい部分が多ければ残りの液体を足して混ぜる。

【8】カードを使って生地をひとまとめにする。

【9】軽く打ち粉をした台に生地を乗せ、軽くこねて生地をラップに包む。(多少粉っぽさが残ってOK)

【10】冷蔵庫で30分寝かせ、オーブンを200度に余熱開始。天板にクッキングシートを敷く。

【11】打ち粉をした台に生地を乗せ、手で表面を軽く押して平にしたら、めん棒を使って2.5cmの厚さに伸ばす。

【12】打ち粉をした5cm丸型で型抜きをして天板に並べる。最初は4個型抜きをして、残った生地をまとめて軽くねって更に1個型抜き(2番生地)、最後の生地はひとまとめにしてそのまま天板に乗せる(3番生地)

【13】つや出しの全卵&牛乳を刷毛で塗る。なるべく側面にこぼれないように。

【14】オーブンの温度を190度に下げて15〜20分焼く。
※オーブンの温度と焼き時間は目安です。常にオーブンの中を見張って焼き具合要チェックです。

【15】温かいうちにジャム&クロテッドクリーム、ジャム&有塩バターなどを添えていただく。


こんな感じです!おろし金でバターを加えるのはダン・レパード氏のスコーンマスタークラスで習った手法なのですが、この作り方だとパイのようにサクサクとした食感が楽しめて、とても気に入ってしまいました♪


焼き上がりはこんな感じに。
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材料については、やっぱりどんな小麦粉を使うかが味と食感に大きく違いが出るかなと思います。きめが細かくフワフワの日本の薄力粉を使うと、中力粉で作られているイギリスのスコーンとはだいぶ違うフワフワと軽いスコーンに仕上がってしまいます。ビクトリアケーキみたいなケーキを薄力粉で作ってフワフワにするのはありだと思いますが、やっぱりイギリスの重さのあるザクっとモロっとしたスコーンを作るには中力粉がベストですね!

結構スーパーの小麦粉売り場でもタンパク質量の多い小麦粉を扱っているので、成分表示をチェックして、なるべく9%以上の小麦粉を選ぶのがよいかと思います。


こちらは近所のスーパーで買った二種類の小麦粉。
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左はタンパク質量10g、右なタンパク質量9g。
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どちらもスーパーバイオレットなどの薄力粉で作るより、よりイギリスのスコーンに近い仕上がりに。

ちなみに今回使ったのは、前からオススメしているオーサワジャパン 南部地粉(中力・準強力粉) 1kg。これで作るとイギリスで食べた味を思い出す・・♪




お砂糖もイギリスのキャスターシュガーに近付けるよう、細目グラニュー糖を使用。
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国産のグラニュー糖に比べると、イギリスのスコーン作りに使われるカスターシュガーはかなりキメが細かく、これがスッと生地に溶け込むことであの風味が生まれているのかもしれませぬ。意外と大事なポイント。




生クリームはタカナシ乳業の乳脂肪分35%を使いました。



イギリスのダブルクリームに比べるときっとライトだと思うのですが、なんとなくこのぐらいが扱いやすそう&バター多めなので乳脂肪分高すぎるとヘヴィな生地になってしまうかなあと^^;


焼きあがったスコーンは、周りはサクっと、中はモロっとした食感。
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有塩バターとの相性もバッチリ。クロテッドクリームだとおやつのような、バターだと朝食のような感じになるかも。クロテッドも大好きですが、最近はホカホカのスコーンに塩気のあるバターを乗せて溶かして食べるのもマイブームです。

そして、このスコーンは冷めてからもおいしいのがポイント!バター多め、生クリームや卵も入っているので、そのままでもしっとりした食感とリッチな風味を楽しめるかと!温めるときは、ホイルで包んでオーブン余熱ナシ180度で7分ぐらい焼くと、うちのオーブンの場合はいい感じに温まります。

現代風スコーンとホームメイドスコーンのいいところをミックスしたみたいなスコーン。材料にこだわって、一手間かけるときっとおいしく仕上がるに違いないと思っています〜。自分好みのスコーンを自分で作れるようになって、とても幸せなのでした。

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