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こんばんは、いとこです。

イギリス旅行記を書く際に、どんな記事を書こうかと過去の画像を振り返っていたら、なんだかムショーにフォスファームハウスのキャロンさんのスコーンが食べたくなってしまって。まだGACKT様バースデーお祝いに作ったスコーンも残っていたのに、新たなスコーンを作ってスコーンが2種類になってしまった!

せっかく違うタイプの2種類のスコーンが揃ったなら、二つ並べて食べ比べしてみようと、一人食べ比べティータイムを開催。田舎風スコーンとホテル風スコーンの食べ比べです♪



初めてキャロンさんのスコーン作り教室に参加したのは2016年7月のイギリス旅行↓




その後、来日された際に開かれたスコーン教室に何度か参加↓






スコーン教室の際にいただいたレシピを参考に作っていきます!

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コッツウォルズにあるキャロンさんのB&B、Fosse Farmhouseに飾られていたり、このB&Bが聖地になっているアニメ「きんいろモザイク」でも描かれているアンティークのフレッド君も一緒。中に小麦粉を入れられるようになっていて、帽子を外すと簡単に打ち粉をフリフリできる便利なシフターになっています😆


生地は極力こねず、優しくソフトに丸めるだけ。
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キャロンさんの作り方は特に生地の扱いが丁寧で、どこで習ったスコーンよりもソフトな仕上がり。バターを粉に混ぜ込む段階から力を入れず、優しく優しくがポイント。


型抜きしたら、くっつけるようにして並べて焼く手法も独特。

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エッグウォッシュはなんとなく気分で二度塗りして、10分ぐらい生地を常温で休ませてからオーブンへ。

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ふっくらと膨らんだスコーンが焼き上がりました♪

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普通に1つ1つ離して焼くと、スコーンの周りの水分が蒸発して硬い焼き上がりになってしまいますが、くっつけて焼くことで水分の蒸発を防げ、外側も柔らかなスコーンが出来るのだそうです😆もともとスコットランドのスコーンはケーキのように1つに焼いたものを後で切り分けるスタイルで、イングランドのスコーンは1個ずつ型で刳り貫いて個別に焼くので、その両方のいいとこ取りをしたのがキャロンさん流だと聞きました。


キャロンさんレシピで作った素朴な田舎風スコーン。

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レシピはキャロンさんのものなのでここで公開することはできませんが、英国田園譜〈2〉食菜という本に詳しい作り方が載っています。


もう一方は、ロンドンのホテルのアフタヌーンティーに出てくるような、膨らみの少ない、シュッと縦長なおすましスコーンを目指しました。同じスコーンなのに、見た目も全然違うのがスコーンの奥深いところですよね。

こちらはGACKT様のバースデーアフタヌーンティーのときに焼いたものです↓




結構こねて、つるんとした状態になった生地。

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ふっくら膨らんだキャロンさんレシピのふんわり生地とは真逆の、しっかりどっしりとした生地になってます。これを更に冷蔵庫で一晩冷やしてから型抜き。


落ち着いた生地は、綺麗に型抜きできて、これがシュッとしたスコーンになる分かれ目なのかなあと。

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焼きあがったホテル風スコーン。

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イメージよりは膨らんでしまったのですが、まあギリギリセーフということで😅

ちなみにレシピは、愛読書「スコーン大好き!: いちばん愛される英国菓子 15人のとっておきレシピ」に載っているハムステッドティールームの配合を参考にさせていただき、レシピよりもこねたり冷やしたりを増やして焼きました。どんなレシピでもよくこねて冷やせばホテル風になる気はしますが、ハムステッドティールームの配合が最近のお気に入りなのです♪


2種類のスコーンを上下に並べてスコーン祭り。

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お供のクロテッドクリームは中沢、イチゴジャムは最近お気に入りのイオンで売ってるスペイン産のジャムです。


形が全然違う2種類のスコーン。

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ツイッターやインスタでどちらがお好きですか?と聞いてみたら、田舎風スコーンの圧勝でした。みなさんカントリーサイドのティールームで出るような素朴なスコーンの方がお好きなんですね😆


ホテル風スコーンは2日ぐらい経ってましたが、ホイルで包んで温め直していただきます。

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かなりキメの細かいホテル風スコーン。

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焼きたてはどちらも外はサクっと、中はふっくらとした食感で、もはや焼きたてならどんなスコーンでもおいしいのではないか??と思ってしまったのですが笑、それぐらいスコーンは焼きたてがおいしい食べ物ということなんですよね。時間が経つと味も食感も変わってしまう〜


どちらのスコーンもおいしくいただきました♪

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ちなみに、時間が経ってからもおいしいのはホテル風スコーン。ソフトな田舎風スコーンは時間が経つと硬くなってしまうのですが、ホテル風は焼きたてとは違うもののサクっとした食感を楽しめて、温めなくても食べれてしまう感じ。焼き立て田舎風スコーンの柔らかなホワホワ感も大好きだし、似たような材料を似たような配合で作るのに、こんなに色んなバリエーションのあるスコーンは本当に奥が深くて人をトリコにさせる食べ物ですねぇ。

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