
サクララウンジで過ごしていたら、ロサンゼルス行きJL062便の搭乗開始時刻になり、ゲートに向かったいとこ夫婦。3都市を巡る西海岸旅行の最初の目的地はサンフランシスコ。JALは羽田から直行便も飛んでいるようですが、新型ビジネスクラスに乗りたくてあえてロサンゼルス乗継という遠回りルートを選択しただけに、今回のフライトはとっても楽しみにしていました!
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帰りはいとこ姉&甥と一緒に成田に戻ってくる予定だったので、空港までマイカー族のいとこ夫婦は羽田発のサンフランシスコ行きを選ぶわけにもいかなかったというのもあるのですが。しかし、サンディエゴから帰るなら成田まで直行便があるというのに、やっぱり新型に惹かれてロサンゼルスから帰るルートを選択(笑)。サンディエゴ線は機内Wi-Fiも無いのもマイナスポイントでした。
楽しみにしていたJALの新しいビジネスクラス・スカイスイートについてはJALの公式サイトに詳しい案内があるとおり、フルフラット、全席通路アクセス、個室感を高めた空間が魅力で、ファーストクラスをつくる気持ちで開発にあたったとのこと。確かにビジネスクラスとしては最高ランクのプライベート感があるような気がする・・!
その分、今までのビジネスクラスとは色々と異なることが多く、
JALのホームページからお借りした画像ですが、この配置図を見てもいまいちピンと来ない。

色々な方のブログで勉強させていただいた結果、窓側の方がより個室感があるということが分かり、これはぜひとも窓側でひっそりと過ごしたいなあと。奥まった窓側なら、通路を挟んだ隣や斜め後ろの人の視界に入ることもなく、更にリラックスできそう。ビジでも機内で様子をウォッチングされ、ブログにそのことを書かれていたりするのを目にすることがたまにあるのですが、窓側ならその対象になることはなさそうだなと(笑)。ミラレタクナイ
ということで、11Aと12Aを指定したいとこ夫婦。

↑777-300ERのビジネスクラスのシートマップ。2人とお窓側がイイと譲らず、前後の座席を指定しました(笑)。
半個室のように仕切られたSKY SUITE。

今まで機内では見たことのない斬新な光景で、第一印象は「壁がいっぱい!」(笑)。想像よりも圧迫感がありましたが、この壁がたくさんあるおかげでプライベート感が生まれているのですね。
お隣さんとの距離感はこんな感じ。

真ん中には開閉可能なプライバシーパーティションがあり。

これを閉めてしまえば、お互いの視線やモニターが目に入ることは一切ナシ。隣が同行者の場合は開けておけば会話が楽しめて、他人の場合は閉めておけばプライバシーを保てて便利です。
ただ、離着陸中は開けておかねばならず、お隣が空席だったいとこ夫はお気楽だったようですが、お隣さんがいたいとこ席はそうはいかず(笑)。何よりも、水平飛行に入った後、一体どちらがこのパーティションを閉めるのか!?小心者はそこが一番のドキドキポイントで、どうやったら感じ悪くなく、なおかつ邪魔にならずに閉められるか、離陸中に一人悶々と考える小心者(笑)。お隣さんが閉めてくれたら嬉しいなあと思いつつも、ひと声おかけしてなんとかスムーズに閉めることができてホっ。任務完了!
小心者的には、できれば最初からこのパーティションを閉めておいてもらえたらどんなに気が楽か・・と思いました(笑)。
そして、窓側席のプライベート空間はこんな感じ。

ここが他の人の目に触れることなく過ごせるマイルーム。
シートに座った状態での景色はこんな感じで、人の姿がミエナイ!

まるで漫画喫茶の個室にいるかのような感覚で、落ち着ける度MAX。その代わり、通路を通ったCAさんをちょっと呼び止めるということは出来ず、機内食もどの辺まで配っているのかも見えず、腰を上げないとキャビンの様子は伺えません(笑)。
しかし、通路へのアクセスは想像以上に狭く窮屈で、
この隙間にサンドされないと通路に出入りできない・・。

キャリーバッグがすっぽり入るぐらいの細い通路。

日本人はまだしも、体格の良い外国人は大丈夫なのだろうかと、思わず心配になる余計なお世話隊(笑)。お手洗いに行くにも、上の物入れを開け閉めするにも、この狭い通路にサンドされたような体勢で外に出なくてはならないのはちょっと大変でした。
それを差し引いても私は奥まった窓側が断然好みですが、パンダ型のいとこ夫は相当窮屈だったらしく、復路は通路側に座席変更していました(笑)。これは好みが分かれるのかもしれませんね。
通路から見たシート。

パーテーションを閉めてしまえば窓側の席が見えることはありません。通路側にはそういうメリットはありませんが、
通路側には手の届くところに便利な物入れが!

窓側の場合、手の届くところに置いておきたいちょっとした物(リップクリーム・イヤホン・耳栓・薬など)を置いておく場所がないのが不便だったので、マガジンラックにもなりそうなこの物入れはうらやましい!これは通路席だけの特権ですね!
そんなこんなで成田を飛び立ち、ウェルカムドリンクのオレンジジュースいただきました。

このオレンジジュースを置いてある細長いエリアが小物を置く唯一のスペースです。頭上にちょっとした棚はあるのですが、使い勝手はうーん。
もちろん電源もあり、iPhoneの充電もバッチリ。

USBポートもありましたが、いとこ席は接触が良くないようでうまく作動しませんでした。
シートコントローラー。

こちらは液晶タッチパネル式エンターテインメントコントローラー。

モニターやオーディオの操作だけでなく、
ドリンクや軽食もこれでオーダーできてしまうという便利なアイテム。

こんな感じで、写真入りのメニューから選べて分かりヤスイ。

クラス最大級という大型23インチモニター。

座っている位置からはかなり離れた場所にあれども、これだけ大きければ見づらいということもなく、半沢直樹を何度も再生して満喫しました(笑)。
ノートパソコンを乗せてもまだ余裕のある広めのテーブル。

機内でインターネットが利用できる、国際線機内インターネットサービス JAL SKY Wi-Fi。シートとこのWi-Fiのために往復共に遠回りルートを選んだほど魅力的なサービスです!
その昔、ANAでConnexion by Boeingという機内インターネットサービスを利用できた時代があり、あの頃は機内でブログを書いてUPしたりして、長距離フライトもあっという間だったんですよね。その後サービス終了してしまって残念な限りでしたが、遂にまた便利な時代がやってきた〜!
米国内線では導入しているエアラインも多いようですが、飛行時間の長い国際線でこそ利用できたら嬉しいですよね♪フライト中に仕事を出来るというのも、仕事をしながら旅をするいとこ夫には魅力的だったようです。
設定などは全部いとこ夫がやってくれて、いとこはサクサク使えたぐらいの感想しか言えないので(笑)、いとこ夫にJAL SKY Wi-Fiの感想を聞いてみました↓
「想像していたより使い物になった。公衆Wi-Fi接続機能のあるモバイルルータを持ち込んだことで、同行者とネット接続をシェアできたほか、特にLINEでコミュニケーションできたのが便利。個室だったし。」
とのこと。確かに前後の席で会話は出来なかったので、LINEのテキストでやり取りしていた記憶。いとこがオーダーして美味しかった軽食の画像をLINEで送ってオススメしたり、機内でのコミュニケーションはそういえばLINEでした(笑)。
そして、寝るときのベッドポジションはこんな感じ。

フルフラットで寝られる幸せ!寝具は高反発マットレス/枕「エアウィーヴ」を採用とのことで、これは是非使わなくては!ただ、上の物入れに収納されているので、窓側民が通路に出て取り出してくるのはちょっと大変。もし通路側さんが寝ていたら起こしてしまいそうで申し訳ないところですが、このときは迷惑をかけることなく取り出せてホっ。
シートにそのまま寝るよりも、柔らかなマットで寝るのは格段に心地よく♪
ただ、掛け布団がペラペラの薄い布一枚なのは結構寒かった><

まるでシーツをかけて寝ているかのような薄さで、せっかくマットと枕にこだわったのなら、お布団ももうちょっと頑張って欲しかったかも・・。というか、ふつうのブランケットの方があたたかい気がする(笑)。
こんな感じで、総合的にはかつてないプライベート感たっぷりのフライトに♪

機内エンタメ、Wi-Fi、食事など、充実のサービスを満喫していたらあまり寝る時間がなく、ついでにプレミアムエコノミー最前列で赤ちゃんがギャン泣きしていたこともあって、寝てもすぐに起きてしまい、ほとんど寝ていなかったのですが、退屈することは全くなく、ロサンゼルスまではあっという間。
人目に触れることなくひっそりと過ごしたい私は断然窓側派ですが、両方乗ったいとこ夫は断然通路側派だそうで、はっきり好みが分かれたJALのスカイスイート。窓側の個室感は他にはないプライベート感がある反面、パンダ型のいとこ夫には通路だけでなく空間的な圧迫感もあったそうで、開放感のある通路側の方が断然快適だったとのこと。こればかりは好みによりけりですね〜。
ちなみに、隣同士で座った復路はとても楽しくて、やっぱり夫婦なら前後より隣に座る方がいいなとしみじみしました(笑)。
お次はJALビジの機内食編をお送りいたします。
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